頼朝と晋三

源頼朝
安倍晋三というのは、源頼朝によく似た人だなあと、私は思っている。
  1. ええとこの御曹司であること。
  2. バカツキにツイているというところ。
  3. 自分に尽くした人間への論功行賞を、忘れずに、的確にやるというところ。
  4. 倫理観が欠如しているところ。
    • 自分に逆らえば、たとえ弟でも、敵と見なして殺しに行くところなど。
    • また、長女のいいなづけとして、人質に取った従兄弟の息子を、自分に逆らった義仲の息子だからとして、平然と殺す。
    • 産まれたばかりの赤ん坊を、弟の愛人の子だからといって、即座に殺す。
    • 妻の実家に全面的に世話になっておきながら、平然と愛人を作り、妻にお仕置きをされても、女遊びをやめる気がなかった。
    • 父親を殺した犯人を、許してやるふりをして、タダでこきつかった挙句に、残虐なやりかたで処刑。
安倍の場合は、愛人の件は、不明だけれども、私は本当に、不思議に思うのだが、現代の日本で、なぜ、こんなに頼朝に似た人生を送っている人間が、いるのだろう、と。
そして、「なぜかツイている」のは、怨霊と化した祖父の霊に、守られているためだと信じているというところまで、そっくりである。
頼朝の場合には、頓死した「父」の霊、だったけれども。

歴史は繰り返す

歴史は繰り返すというのは、本当で、そして、同じような運命を辿る人は、辿るのだろう。
頼朝は、基本的には、「自分の役割」をわきまえた人間で、だからこそ、自分自身は、殺されることなく、3代くらいは続いた、のである。
晩年には、朝廷にすりよったために、公卿による実朝暗殺事件を招いてしまった。
ゆえに、今後の安倍家の行方というのは、たぶん、似たような感じに、なっていくのかもしれないなあ。
「歴史は繰り返す」のだから。
今は、「長州にあらずんば 人にあらず」的な、全盛な感じ、だけれども。
安倍も、頼朝も、「特定の集団の利権の代弁者」として、雇われたに過ぎないのだけれども、「その集団」の利権を脅かすような相手、その集団が牽制をしたいと思って、団結をして立ち向かっていた相手に、自らすり寄って行って、そのために、「オマエは単に、オレらのアナウンサーやねん」「何を勘違いしておるんじゃ」と、怒りを買って、滅びることになのだろう。
安倍の三代目となると、私は、自分の目で結果を見届けることは、ないだろうけれども。