ドイツの外務大臣が「アメリカからの独立」に言及

ドイツの外務大臣が、「アメリカからの独立」を、言い始めたという。
潰されないといいのだけれど。
Germany Calls for Global Payment System Independent of the US | Global Research - Centre for Research on Globalization
“Europe should not allow the US to act over our heads and at our expense. For that reason it’s essential that we strengthen European autonomy by establishing payment channels that are independent of the US, creating a European Monetary Fund and building up an independent Swift system,” he wrote, cited by the FT.
「欧州は、アメリカをわれわれの犠牲の上で好き勝手をさせるべきではない。
そのためには、われわれは、アメリカ合衆国から独立した決済チャンネルを確立し、欧州金融基金を創設し、独立したSwiftシステムを建てることによって、欧州の自治を強めることが、肝心である」と、彼は書いている。
Heiko Maasさんという人だそうである↓本人のツイッターから
日本は、一番最後になるだろう。
それは、わかっている。
が、ドイツや韓国が、「アメリカからの独立」を言い始め、行い始めてくれることは、「最後の最後にやってくる日本の独立」のためには、どうしても必要なプロセスなのである。

荒れるドイツ

実はドイツでは、最近、内乱状態になっているらしい。
Berlin Ready to Help Saxony Police if Asked Amid Escalating Protests - Sputnik International
ザクセンで暴動が起きて、地元警察だけでは対応ができなくなって、連邦政府が介入しているようである。
どうして暴動が起きたのか。
それは、基本的には、メルケルのせい…なのだが、そもそもは、「オバマがメルケルに押し付けた難民のせい」であり、そしてオバマは、アメリカの戦争勢力の代理執行人であったわけで、難民を大発生させたのは、中東や北アフリカで戦争をやりまくったアメリカであり、ゆえに「最近のドイツ人の苦しみ」というのは、ざっくり言って、「アメリカのせい」、なのである。
敗戦国であるということに、とことんつけこんで、ドイツになんでも言うことを聞かせてきたアメリカ政府のせい、である。

暴動の直接のきっかけは、
Protesters flooded the streets of Chemnitz after Daniel Hillig, a 35-year-old German, was allegedly stabbed to death by a 23-year-old Syrian and a 22-year-old Iraqi following a verbal dispute at a local festival on August 26. The two suspects were taken into custody, with state prosecutors seeking an arrest warrant.
35歳のドイツ人が、8月26日に地元のフェスティバルで、23歳のシリア人と22歳のイラク人との口論の末に刺し殺されたとされている事件のあと、ケムニッツの街には、プロテスターがあふれ出した。
2人の容疑者の身柄は、確保されており、検察官が逮捕状を要求している。
ということである。
そして、そういうことになるのが嫌だと言って、さっさとEUを離脱してしまったのが、イギリス人たちだった、というわけである。