今回は、2009年9月にロサンゼルスを訪れた際、市庁舎所の展望台から眺めたロサンゼルスの光景を。

高いところから眺めたロサンゼルスの街の印象・・・「ぺちゃんこ」な、「だだ広い」街だ。NYと比較すると、その違いがよく分かると思う。

▼南東方向。低い建物が郊外へ建ち並んでいく。
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▼南西方向。ここがロスの中心部にあたるのだろうか。ここは高層ビルが建ち並んでいる。
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▼西~北西方向。市庁舎付近は中層の建物が建ち並ぶが、先はずっと低層の建物が建ち並んでいく。
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その向こうは・・・
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拡大すると・・・
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そう、あの「HOLLYWOOD」のサインだ。

▼北東方向。「平らな街並み」が広がっていく中、南カリフォルニアらしい、乾燥した台地に低木が生えた「赤い山」が。
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▼上記写真の右下にもちょっと映っていたが、これが「ユニオン」駅。アムトラックのほか、近郊列車の「メトロリンク」、地下鉄が、この駅を起点に広がっていく。
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▼北西方向。向こうに見えるのが、ドジャースタジアムだ。
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▼向こうに見えるのが市庁舎。この屋上から、いろいろ写真をとってみた。
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さて市庁舎の屋上・・・上るのは無料だ。ただ、入るのがややこしい。セキュリティチェックを受けて中に入ったと思えば、受付で来訪目的を書かされる。(私の記憶が確かならば)入館証みたいのをつけたはずだ。これをクリアして上に上がれるのだが・・・私が行った日には、屋上に行った観光客らしき人は2人ほどしか見かけなかったような気がする。行列なんか全然できていない。

だだっ広い、ぺちゃんことした街であるロサンゼルス、時間のない間に街の全貌をつかむのには、この市庁舎の上に上るのがてっとり早いと思うが・・・日本人の感覚からして、「何で市庁舎に行くのにセキュリティチェックを通過していちいち受け付けしないといけないの?」と、抵抗感を持つ人も多いだろう。日本の役場で、入るのにセキュリティチェックを行うところは、私の記憶に間違いがなければ、少なくとも私が行ったところでは、1つもない。

ただ、そうしなければいけないのがアメリカの歴史的経緯だし、「世界の常識」の観点からは、市庁舎へのセキュリティチェックは「常識」かもしれない。私はボストンの市庁舎にも入ったことがあるが、そこでもセキュリティチェックを受けた。その理由・・・これはもう書くまでもあるまい。

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なお、以下は、私がアメリカの都市の高層建築物の屋上からみた街並みの光景。
ニューヨーク(エンパイア・ステートビル)2004.5.1撮影
http://blogs.yahoo.co.jp/jwbyp614/39146679.html

シカゴ(シアーズタワー)2006.5.4撮影
http://blogs.yahoo.co.jp/jwbyp614/26847316.html

これらと比較すれば、ロスの街の「平たさ」がよく分かると思う。