週末グラスワイン 4/4~:シャトーローザンセグラ(シャネル) | ■Cluster■世界のクラフトビールが飲めるビアバー&世界のお酒が買える酒屋

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週末グラスワイン 4/4~:8杯限定 シャトーローザンセグラ(シャネルがオーナーのワイン)

ローザン・セグラは、現在、ローザン・ガシに隣接しているが、ガシと元々シングルヴィニャード(単一畑)を形成していた。このシャトーは、マルゴー地区における最も古く有名なクリュで、建物の一部は、300年たったものである。畑は貴族のガシ家に所属していたが、1661年ピエール・デ・メジュール・ドゥ・ローザンが畑を購入し、彼の名前をつけた。畑はこの時点でもまだ単一畑で、200年間ワイン商であったメジュール・ドゥ・ローザン家に全て属していた。子孫の一人であるM.ドゥ・ローザンは、18世紀にボルドー議会のメンバーであった。話によると、彼は、ボルドーでつけられた自身のワインの値段に不満であったので、船をチャーターし、2つの良いヴィンテージのカスク(樽)を積み、ロンドンに向けて出発した。
トーマス川で船をオフィスとして使用し、この彼の独創力は、パブリシティーと注文をもたらした。しかし、彼はまだ価格が十分に高くないと考え、公平と考えられる価格を確保できない限り、樽を川の中に1樽づつ投げ込むと発表した。このようにして、4樽が投げ込まれたところで、傍観者はもはや我慢できず、降参した。
畑は1792年に分割され、3分の2は、ローザン家の最後の末喬であるバロンヌ・ドゥ・セグラに残り、その名前はシャトー名に加えられた。3分の1は、政治家であるセギュール・ドゥ・ガシに渡った。シャトーは、セグラの部分を所有し存続した。しかしながら、最近1994年8月、このシャトーは、シャネルのオーナーであり、ワイン愛好家であるヴェルタイマー家に獲得された。1993年、シャネルはラトゥールの購入には成功しなかったが、今回ラトゥールの代表取締役ジョン・コラサを説き伏せ、この新しいシャトーの管理を任せた。シャトーから最高のものを引き出すために、セグラに資金を注ぎ込むのは彼等の意図である。シャトー自体は、1904年に新しく建て直され、新しい鋳造所と熟成庫のユニットが、1985年シャトー裏の庭園に加えられた。ムートン・ロートシルトに次いで、1855年、2級のなかでは二番目に分類されたことは述べておくべきであろう。
トーマス・ジェファソンは、こう書いている。“マダム・ドゥ・ローザンによって造られているローザンマルゴー、これが私自身のために輸入するワインである。”
セカンドラベル: Ségla(セグラ)
畑の面積: 50ha
平均収穫量: 16,000ケース
畑の分布: 数区画
土壌: 砂利
酵母の添加: 野性酵母
品種: 66%カベルネ・ソーヴィニョン
2%カベルネ・フラン
32%メルロー
マセラシオンの期間: 18~24日
発酵の温度: 30度~32度
発酵槽のタイプ: ステンレススティール
樽の年令: 新樽を50%使用
樽熟の長さ: 23ケ月
清澄: 卵白
フィルターの使用: 壜詰めの前に軽くフィルターをかける。
ボトルのタイプ: ボルドレーズ
シャトーにおける壜詰め: 100%
1haあたりの葡萄の作付け数: 6,700
平均樹齢: 16年
lhaあたりの生産量: 45hl