中央区の泰明小学校の制服をアルマーニにする問題が世間を騒がせていますね。
アルマーニといえば、星組ロスグロでのお衣装を思い出します。
ちょうど泰明小学校が東京宝塚劇場の近くにありまして、
最初見た時は小学校には見えませんでした。
調べたら伝統ある小学校なんですね。
アルマーニ制服の8万円もそうですが、
校長先生の選民意識とも捉えかねないコメントが何とも物議を醸し出しています。
現行の制服2万円前後でもアレなのに。
…まあ、泰明小学校レベルに通わせている家庭の子ならそれくらい躊躇しないか。
いいところの国立や私立ならともかく、公立で制服なんて考えられない世界にいました。
と言っても、公立小学校でも制服ある地域はあるみたいですね。
西日本に多いと聞きましたが、岡山は制服産業盛んな経緯もあったりするみたいです。
大学時代に熊本出身の友達が公立でも制服あってと話していました。
制服には帰属意識や華美を抑えたりすることによって規律を守ったり業務に集中させるメリットがあります。
宝塚音楽学校でも越路吹雪物語でも袴が制服だったりしましたし、あの制服着たいためにレッスン頑張る受験生もいることでしょう。
気になるのは80年代に初舞台を踏んだ期と最近の期では夏服が違うなと過去の書籍を見ていて感じてしまいます。
いつから変わったのだろう。
件の泰明小学校も銀座ブランドの制服にこだわるなら、街には皇室御用達のテーラーさんなどもあることですし、そこで作ってもらって、その様子を見る、愛着が湧く、というのも一つの教育ではないのか、と思いました。
ちなみに、私の母校の高校も私が入学した代からコムサの制服に変わり、高かったと思いましたが、お金を出した親から聞いたら「アルマーニほどではない」と話していました。
でも、私服校でお金かかった兄弟よりは制服あるだけマシ、と話していました。
これから卒業式シーズン。
私服校なら好きな服を選んだりしますが、
好きなものを、相応しいものを身につけて門出を迎えたいですね。