5月のグレートギャッツビー以来の日生劇場に行きました。あれから半年、色々ありましたが、クリスマスツリーも飾ってありました。
 
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さて、名作のミュージカル。今年日本で上演されて50年なんだそうです。
ウクライナの小さな村・アナテフカで、牛乳屋を営むテヴィエとその妻、ゴールデ、5人の娘と共にユダヤの戒律を守り暮らし、上3人の幸せな結婚を願おうと、娘自身は自分の意思でそれぞれの思う相手と結婚、ポグロムというユダヤ人排斥に追われてアメリカを目指す、
 
主人公のテヴィエの語り口調、なかなか笑わせ泣かせます。これ、西田敏行さん版観たかったですね~
市村正親さんの舞台を観るのは3年前の「モーツァルト!」以来ですが、もはや日本のミュージカルを担う男優さんです。
 
鳳蘭さんも始めて舞台を観ました。先日の徹子の部屋でゲスト出演して、この舞台について放していましたが、なかなか強そうで、でも子ども思いの優しい親の愛があふれていました。
 
退団後初の舞台のみりおん。長女のツァイテル、今までトップスターがやることが多く、娘役では初。メイクはナチュラルでしたが、台詞回し、歌は宝塚卒業して1年経たないからか、宝塚風。でも、長女らしい娘を演じていて、元気にしている様子が見れて良かったです。
 
今年結婚された神田沙也加さん。実は彼女の舞台を観るのは初めてでした。来年の1789も検討してみるようかしら。とても、可愛らしくも意思の強い次女ホーデルを公演しました。
 
ピーターパン経験者の唯月ふうかさん。怪我もあり大変だったと思いますが、日本のミュージカルを支えて欲しい女優さんだと思うくらい、素敵なお芝居をしてくれました。本が好きで、でも、時に思い切ったことをする。
 
3人の歌はとても良かったです。でも、宝塚、ミュージカル、とそれぞれ活躍するフィールドが違ったからか、歌い方に特徴あるなと感じました。
そのうち、みりおんもいつか宝塚風が抜ける日がくるかもしれませんが、でも、一度身につけた歌唱法はなかなか抜けないだろうなと、歌には詳しくない私でも考えてしまいます。
 
他にも長女ツァイテルの夫のモーテルを演じた入野自由さん。声優のイメージが強く、また復帰したみたいで。気弱ながらも立派になろうとする姿を好演しました。
 
ピーチク…じゃなくて、次女ホーデルの夫となるパーチックを好演した広瀬友祐さん。今年はギャッツビー、パジャマゲームで観る機会の多い俳優さんでした。革命に身を投じる風で正義感があふれていましたね。よくも悪くも浮いていたというか。
 
豪華なキャストで素晴らしい舞台を年末に観れて良かったです。
 
また、みりおんの出演する舞台や、有名なミュージカルを観たいです。