今回のみの観劇でざっくりと。
初演は映像のみ、再演は観たことなくて、昨年のみりかのの全ツは観ていなくて、今回がはじめての「仮面のロマネスク」でした。
原作はセンセーショナルで今回の舞台とは異なりますが、この秋、玉木宏と鈴木京香で「危険な関係」を舞台化するみたいで、こちらも興味深いです。
この作品、トゥールベル夫人役にすみ花さんも出演されるようで、宝塚時代はメルトゥイユやっていて世界観は理解しているけど、どういうお芝居するか気になります。
素直になれない男女の駆け引き。革命に揺れる世情の中でようやくお互いの思いに気づき、二人だけの舞踊会へのラストシーン、
みりゆきや花組子の熱演でグッと来ました。
みりおさんのヴァルモンも前回を観ていないので何とも言えませんが、社交界で女慣れしている風情を出しているように思えました。前回の「金色の砂漠」のギィの経験が更に上乗せしている面を感じました。
余裕あるあくどい笑みがたまりませんでした。
今回お披露目であるゆきちゃんのメルトゥイユも殿方を翻弄しながらも、根はヴァルモンを思っていて、そんな複雑な女心をゆきちゃんらしく見せてくれました。
本当にゆきちゃんがセンターで出てきてよかった。
カレーちゃんのダンスニーも、前回のキキちゃんのダンスニーを観ていないので何とも言えませんが、いい意味での若若しい青さ、純粋さを演じていました。
私、カレーちゃんが柴田作品に合うのか「新源氏物語」の時から思っていたのですが(ファンの皆さんごめんなさい)
あれから「リンカーン」からの経験が活きたのか、ダンスニーという青年貴族がサマになりました。
あきらさんのジェルクールもかっこよかったはかっこよかったのですが、持ち味と合っていたかは。。。でも、軍服あきらは眼福でした。
べーちゃんのヴィクトワール夫人は、本当に夫一筋でありながら、ヴァルモンに惹かれてしまい弱さを表現していたと思います。
べーちゃん、「仮面のロマネスク」好きで、メルトゥイユは叶わなかったけど、前回はバウだったから、ここで叶ってよかったね。
素敵なお芝居でしたので、べーちゃんの花組での活躍に期待したいです。
マイティーのアゾランも従者として丁寧なお芝居でした。もっと、マイティーが輝いて欲しいと思います。
美伶ちゃんのセシルも、修道院を出たばかりの清らかな乙女をうまく表現していました。カレーちゃんとの並びはいいのですが、顔の大きさが…
でも、星組時代と比べて、2年経ちましたが、綺麗に見せる技術はあると思います。
研7になる2017年は新人公演最後の年。花組上級生娘役から様々なこと学んでいい上級生娘役になってほしいです。
華優希ちゃんのジュリーも可愛らしかったです。マイティーとの並びもいいし。
この春の公演でくり寿ちゃん、雪羽ちゃん、優希ちゃんと100期娘役の実力と可愛さを堪能しました。
小間使い三人組ジルの春妃うららちゃん、ルイの飛龍つかさくん、ジャンの泉まいら君の掛け合いも面白かったです。特に泉まいら君のとぼけたお芝居が面白くて。
うららちゃんもお姉ちゃんのあんりちゃん退団で寂しくなると思いますが、頑張れる限り頑張って欲しいです。ルイの飛龍つかさくんもジャンの泉まいら君の活躍に期待したいです。
マリナの凜香百音さん、クレアの三空凜花さんのお芝居も舞台姿も素敵でした。彼女たちの活躍にも期待です。
特筆するはメルトゥイユの恋人のベルロッシュのほってぃー。ヴァルモンの影もやっていて、ほってぃーは何処にいても目に付きますね。
研5での活躍に期待です。
みりゆきの二人だけの舞踏会が美しくて、心打たれた花組「仮面のロマネスク」でした。