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本日花組観てきました。

ムラでも様々な評判を伺いましたが、上田久美子先生の意欲作だなと思いました。

星逢の時のように感涙というほどではなく、それでもうっすら感情が伝わるシーンがありました。

 

素直になれない男女関係、究極の愛の形を描きたかったのだろうなと思います。

 

観劇して、砂が水に沁みこむように、心に熱さが沁みこんでいました。

 

オリエンタルな舞台美術、シルクロードの世界を見ているかのようです。

ちょうどその辺の美術も好きなので。

 

奴隷を「砂」と同じと考えていたタルハーミネ、奴隷=「砂」というのは象徴的なんだろうと観劇中考えていました。

 

日中は暑く、夜は寒い砂漠の地。人間にはとても過酷だけど、その中で強きものが生き、交易によって新たな文化が生まれる場所。

 

第一王女であり世継ぎとされたタルハーミネは、そんな自分の立場を理解していて、国を治める理想=「金色の砂漠」それを求めていたから、幼い頃に「金色の砂漠」を見たくて国を飛び出したのだろうと思います。

 

皮肉にも自身が「砂」と呼び、恋していたギィに国をのっとられ、そして飛び出して共に果てたのでしょう。

 

上田久美子先生の「金色の砂漠」って、そんな感じなのかなと思いました。