4年に1度、夏季オリンピックの年に、アメリカでも大統領総選挙を行う。

2016年現在2期目のオバマの後継者を狙う選挙が始まっている。
大統領は最長でやれるのは8年まで。
昔、政治経済で得た知識だ。

リンカーンの生涯は小学生時代伝記漫画を読んでいて、何となく知っていた。
でも、成人して宝塚の「風と共に去りぬ」を見て、世界史で何となく知っていた南部戦争の負けた側の悲哀を見て、今回は対する北軍の事情を見て、「もう一つの『風共』」といった感じを覚えた。

作中に出てくる奴隷問題や黒人への差別、今日でも昔よりは改善されたとは言え、差別が残る国。

キング牧師のスピーチがオバマ大統領誕生はアメリカの歴史にとって快挙だっただろう。

自由を謳うアメリカ。様々な民族が集まり形成された国家。
故に価値観の違い、そこから来る問題は今日も形を変えて人々に問いかけている。

故に暗い雰囲気でもアメリカの歴史の一部分を見ているようで、でも、それは現代でも問いかけられた舞台だった。

脚本もあまりいい声が聞こえない原田先生だけど、私はかなめさんのサヨナラの「白夜の誓い」は好きだし、「アルカポネ」も頑張っていた。

今回も唐突な部分はあったけど、力ある理事で見せてくれたからいい作品になった。


ただ、これだけは言わせてもらいたい。


…原田先生の舞台って暗いんですよね。けして明るくない。


まあ、劇場の装置も制約あるのかもしれないけど、パッと見暗いんです。


キャパはダイジェストで観て、大劇場の白夜の誓い、別箱のアルカポネ、今回のリンカーンと舞台が暗いんです。

そりゃ、あまり明るい話じゃないから暗くて当然と言えば当然かも知れないけど。

でも、時々目が辛くなって、もうちょっと装置を考えてくれたらなと思いますが、まあ、それも個性と言えば個性かなと。

要はそのスターオーラが試されているんだなと思いました。

現にカレーちゃんが出てきても、黒塗り化粧が濃くてもパッと光っていたもの。

これ、オーラ試されているなって。

間違いなく本物と感じました。

以上、いつもならはじめにと総論は別になるのだけど、今回は1回きりの観劇だったし、言いたいことが被るので一つに纏めました。