連休最終日。
連休は妹と食事以外は近場で済ませ、今日はゆっくりしながら宝塚のDVDを観ていたよ。
明日から仕事だけど、明後日は休み貰って日帰りムラ遠征へ。
半年ぶりのムラでの観劇。楽しみだ。
明日はやることを1日でやらないと。
さて、今日からNHK BSプレミアムで「ベルサイユのばら」が放送始まったみたいで、夕食の支度しながら第1話見た。
漫画の連載は1972年から73年、宝塚での舞台化初演は1974年、テレビアニメは1979~80年とアニメの方が後なんだね。
アニメの方を今回初めて見たけど、出崎監督の演出の元、荒木伸吾&姫野美智両先生の作画、劇画的な演出にキャストが揃って、アニメではなく、舞台をアニメで観ているような感覚に襲われた。
宝塚版は、2013年に月組2回、雪組1回、2014年に宙組2回、宙組全ツ1回と計6回観ている。
漫画版は高校の時、図書館にベルばらの文庫版が置いてあってそれを手に取ったのがきっかけだった。
その時はロザリーが初登場した時の年代に近いからか、ロザリーの目線でベルばらを読んでいた。
ロリータファッションのアイコンで悲劇の女王と言われているマリー・アントワネット。
「ベルサイユのばら」というタイトルロールは彼女そのもので、薔薇のように美しく気品ある彼女。
美しく魅力的な女性だが、享楽的な面は民衆に憎まれても仕方ないし、あまり好きではなかった。
美しいのは認めていたが。
それから時がたち、数年前に銀座松屋でベルばら展をやることになり、その時は社会人として働きだした頃であり、改めて手に取った。
女として生まれながら男として軍人として生きるオスカルに感情移入できるようになった。
それは女でありながら、社会で働くということを痛感した頃で、近衛隊から衛兵隊に転換し、フランス革命に散るオスカルの気持ちがわかったのだ。
勿論、フランス革命の時代を生きるオスカルと21世紀の極東の国で生きる私とは天と地の差だが。
そして、コミックが新装発売された2014年。ちなみに、40年ぶりに新刊が出たのもこの年。
全部一気に時間を忘れてコミックを手に取ったが、タイトルロールのアントワネットの気持ちがわかるようになったのだ。
普通の女性として生まれていれば、無邪気な少女時代を過ごし、愛する人と出会い、家庭を築き、穏やかな一生を送れた彼女。
オーストリア皇女として生まれたばかりに、ハプスブルク王朝が栄える為の結婚として異国フランスにわずか14歳で嫁ぎ、若くして王妃となり、時代の渦に巻き込まれ、断頭台の露となって消えた彼女。
彼女も激動の時代を生きた人間なのだ。無邪気ながらも成長し、一人の男性を愛しぬき、家族を大切にした女性だったのだ。
舞踏会や賭け事に走ったのも寂しさを紛らわすため。ファッションは自分を保つため。
人々には愚かに映るのかもしれないけど、そうしなければ気高く生きていけなかったのだろう。
私にはまだそこまでの境地に達していないけど、でも、私とアントワネットは違うようで似たようなものかもしれない。
アントワネットの気持ちを理解できるようになったというのも新たな発見だった。
今年観劇した雪組ルパンでのアントワネットのあり方も、もう一つの生き方の提示もあったのかと思った。
明後日観劇する1789のちゃぴアントワネットも好評みたいなので、早くこの目で見たいものだ。
宝塚のトップ娘役はアントワネットみたいに気高くあってほしいものだ。
その点、みりおんはアントワネットに相応しいと思う。
去年、誕生日に宙組全ツを観ることが出来てよかった。いいプレゼントだった。
そうだ、ベルサイユのばらを彩る男性のことについて語っていなかった。
アンドレ、フェルゼン、ジェロ―デル、アランとオスカルを取り巻く4人の男性。
宝塚でも歴代のスターがそれぞれのキャラを熱演しているが、好みは別の記事で。
よく「アンドレが好き♡」とか「フェルゼン」が好きという声があるが、私はやはりアランが好きと言ってみる。
名ばかり貴族の出で士官学校を出た少尉でありながらトラブルを起こして降格され、自棄になっていたアラン。
そんな中でオスカルと出会い、恋心を自覚しながらも一生分の片思いをし、フランス革命に投じていく彼。
そんな姿にどの男性陣よりも感情移入してしまう。
男性のタイプとして、アランみたいなタイプが好みなのかもしれない。ぶっきらぼうなのはごめんだが、まあ、ぶっきらぼうなのは私も同じ^^;
そんなアランは、「栄光のナポレオン―エロイカ―」にも登場しているようで未読だけど、時間が出来たら読んでみたいな。
と名作漫画で熱く語ってしまった。
昨日書いた「るろうに剣心」も私の好きな漫画の一つでバイブルといってもいい。
名作は何年経っても色褪せないし、年齢を重ねて見えるものが違うから面白い。
連休は妹と食事以外は近場で済ませ、今日はゆっくりしながら宝塚のDVDを観ていたよ。
明日から仕事だけど、明後日は休み貰って日帰りムラ遠征へ。
半年ぶりのムラでの観劇。楽しみだ。
明日はやることを1日でやらないと。
さて、今日からNHK BSプレミアムで「ベルサイユのばら」が放送始まったみたいで、夕食の支度しながら第1話見た。
漫画の連載は1972年から73年、宝塚での舞台化初演は1974年、テレビアニメは1979~80年とアニメの方が後なんだね。
アニメの方を今回初めて見たけど、出崎監督の演出の元、荒木伸吾&姫野美智両先生の作画、劇画的な演出にキャストが揃って、アニメではなく、舞台をアニメで観ているような感覚に襲われた。
宝塚版は、2013年に月組2回、雪組1回、2014年に宙組2回、宙組全ツ1回と計6回観ている。
漫画版は高校の時、図書館にベルばらの文庫版が置いてあってそれを手に取ったのがきっかけだった。
その時はロザリーが初登場した時の年代に近いからか、ロザリーの目線でベルばらを読んでいた。
ロリータファッションのアイコンで悲劇の女王と言われているマリー・アントワネット。
「ベルサイユのばら」というタイトルロールは彼女そのもので、薔薇のように美しく気品ある彼女。
美しく魅力的な女性だが、享楽的な面は民衆に憎まれても仕方ないし、あまり好きではなかった。
美しいのは認めていたが。
それから時がたち、数年前に銀座松屋でベルばら展をやることになり、その時は社会人として働きだした頃であり、改めて手に取った。
女として生まれながら男として軍人として生きるオスカルに感情移入できるようになった。
それは女でありながら、社会で働くということを痛感した頃で、近衛隊から衛兵隊に転換し、フランス革命に散るオスカルの気持ちがわかったのだ。
勿論、フランス革命の時代を生きるオスカルと21世紀の極東の国で生きる私とは天と地の差だが。
そして、コミックが新装発売された2014年。ちなみに、40年ぶりに新刊が出たのもこの年。
全部一気に時間を忘れてコミックを手に取ったが、タイトルロールのアントワネットの気持ちがわかるようになったのだ。
普通の女性として生まれていれば、無邪気な少女時代を過ごし、愛する人と出会い、家庭を築き、穏やかな一生を送れた彼女。
オーストリア皇女として生まれたばかりに、ハプスブルク王朝が栄える為の結婚として異国フランスにわずか14歳で嫁ぎ、若くして王妃となり、時代の渦に巻き込まれ、断頭台の露となって消えた彼女。
彼女も激動の時代を生きた人間なのだ。無邪気ながらも成長し、一人の男性を愛しぬき、家族を大切にした女性だったのだ。
舞踏会や賭け事に走ったのも寂しさを紛らわすため。ファッションは自分を保つため。
人々には愚かに映るのかもしれないけど、そうしなければ気高く生きていけなかったのだろう。
私にはまだそこまでの境地に達していないけど、でも、私とアントワネットは違うようで似たようなものかもしれない。
アントワネットの気持ちを理解できるようになったというのも新たな発見だった。
今年観劇した雪組ルパンでのアントワネットのあり方も、もう一つの生き方の提示もあったのかと思った。
明後日観劇する1789のちゃぴアントワネットも好評みたいなので、早くこの目で見たいものだ。
宝塚のトップ娘役はアントワネットみたいに気高くあってほしいものだ。
その点、みりおんはアントワネットに相応しいと思う。
去年、誕生日に宙組全ツを観ることが出来てよかった。いいプレゼントだった。
そうだ、ベルサイユのばらを彩る男性のことについて語っていなかった。
アンドレ、フェルゼン、ジェロ―デル、アランとオスカルを取り巻く4人の男性。
宝塚でも歴代のスターがそれぞれのキャラを熱演しているが、好みは別の記事で。
よく「アンドレが好き♡」とか「フェルゼン」が好きという声があるが、私はやはりアランが好きと言ってみる。
名ばかり貴族の出で士官学校を出た少尉でありながらトラブルを起こして降格され、自棄になっていたアラン。
そんな中でオスカルと出会い、恋心を自覚しながらも一生分の片思いをし、フランス革命に投じていく彼。
そんな姿にどの男性陣よりも感情移入してしまう。
男性のタイプとして、アランみたいなタイプが好みなのかもしれない。ぶっきらぼうなのはごめんだが、まあ、ぶっきらぼうなのは私も同じ^^;
そんなアランは、「栄光のナポレオン―エロイカ―」にも登場しているようで未読だけど、時間が出来たら読んでみたいな。
と名作漫画で熱く語ってしまった。
昨日書いた「るろうに剣心」も私の好きな漫画の一つでバイブルといってもいい。
名作は何年経っても色褪せないし、年齢を重ねて見えるものが違うから面白い。