What Jam? | KEN1のFANKS & FREAKS PARK

What Jam?


おばんです KEN1です


#TM NETWORK今日は何の日(7月18日)


1986年
TM NETWORK TOUR '86
FANKS DYNA☆MIX
中野サンプラザ(ツアー最終日)


1995年
Daisuke Asakura・Tetsuya Katsuragi present
What Jam? -Special Guest Naoto Kine-
広島郵便貯金ホール(ツアー初日)


1996年
宇都宮隆さんソロツアー
TAKASHI UTSUNOMIYA TOUR '96
easy attraction
青森市文化会館


浅倉大介さんと葛城哲哉さんによるジョイントツアー「What Jam?」に


一部の公演を除いて木根尚登さんがスペシャルゲストとして登場


木根さんは中盤のアコースティックコーナーとアンコールに登場


木根さんらしいトークも満載の楽しいステージでした


浅倉さんはこの直前にソロ3rd.アルバム「ELECTROMANCER」をリリース


そのアルバムにはゲストボーカルとして西川貴教さんと葛山信吾さんが参加


葛山さんは武道館のみ参加


西川さんは全公演、浅倉バンドのゲストボーカルとして参加


T.M.Revolutionが生まれるきっかけとなったツアーでもありました


初日の広島公演でいきなりの事件が・・・


浅倉さんに深い意図はなく


「夏だから西川くんに夏っぽい曲を歌ってもらおう」と


accessの「MOONSHINE DANCE」をカバーさせたのですが


それまで総立ちで盛り上がっていたお客さんが一斉に座りだし


アンケートに「西川さえ出てこなければ最高のコンサートだった」などと書かれ


その後大量のカミソリが西川さんに送り付けられる事態にまで発展しました


後日、葛城さんが当時のことを振り返って


「洒落にならない状況だった」と語ったほどでした


勿論、これには伏線があります


1994年、accessは3rd.アルバム「DELICATE PLANET」をリリース


「機械が感情を持つのか」
「機械が人をコントロールするのか」


access初のコンセプトアルバムでした


ツアーではそれをわかりやすく表現するためBLの要素を取り入れたりもしました


ここからは僕の個人的な読みも入りますが


この頃、accessには沢山の、いわゆる腐女子と呼ばれるようなファンが付いたと思います


「大ちゃんとヒロはいつまでも仲良し」
「二人の関係は永遠」


そう考えていた方も沢山いたと思います


しかし翌年、accessは沈黙という名の活動休止を選択し、それぞれがソロで音楽活動をすることを決定


3月、NHKの音楽番組「ポップジャム」に出演


浅倉さんにしても貴水博之さんにしてもその時点で解散の意図はなく


ソロを始めるのでその報告として番組に出演したものの


番組制作サイドはaccessが解散発表するという方向の演出を計画


翌日のスポーツ紙は「事実上の解散」と書いたところもあったようです


「ポップジャム」の悪質な演出はその後も続き


5月に浅倉さんがソロで出演した際


ゲストボーカルとして一緒に出演した西川さんを紹介する時


「浅倉大介のニューパートナー」とさも浅倉さんが西川さんと新しいユニットを組むような誤解を与えるナレーションを充てました


それが影響したわけではないでしょうが


徐々に浅倉さんと貴水さんのベクトルが違う方向に向き始め


最終的に「貴水博之access卒業宣言」に繋がるわけです


西川さんには何の罪もないはずですが


腐女子的なaccessファンの怒りが何故か西川さんにも向けられました


彼女たちからしてみれば、accessの曲を西川さんが歌うことが許せなかったのでしょう


そんな洗礼を受ける羽目になった西川さんですが


それでもしっかりとステージを務めあげ


その後、大ブレイクしたのは周知の通りです


accessも2002年に再結成し


現在に至ります


そして僕は


TM NETWORKと同じように


浅倉大介さんが作る音楽も


貴水博之さんが作る音楽も


西川貴教さんが作る音楽も愛して現在に至ります


いつか見てみたいものです


accessとT.M.Revolutionが同じステージに立つ瞬間を






ツアーパンフ