倉庫作りDIYワークショップ(2018/8.18) | 足るを知る

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実家のクリーニング屋が閉店したのをきっかけに、自分の経験を活かした社会活動をしていきたいと模索中です。足るを知るような社会になってほしいなぁと夢想していますが、そういう自分が私利私欲から抜け出せていないので、ブログタイトルは自分に向けて言ってます。

8月18日はSOSA projectの小屋充実ワークショップ参加してきました。
今回は薪ストーブ設置メインでしたが、僕はまだまだ未熟者なので、倉庫作りの続きを志願しました。(前回の倉庫作りの模様は
こちら

前回までの倉庫作りの進捗は、下の写真↓た感じで、まだ外面が合板剥き出しでした。
(前回の状態)


この壁面をかっこ良くするために、厚みや太さが大小様々な板をランダムに貼り付けていくのが、今日の僕のミッションです。
(こういう板をランダムに貼り付けていく)

メイングループが設置する薪ストーブは、山崎さんという方が、寄贈してくれたものだそうです。買うと20万円ぐらいするストーブなので、とてもおしゃれな形をしています(写真取り忘れたので、次回載せます)
山崎さんは、欧米風の薪ストーブを海外から取り寄せて販売したり、カメラマンしたりしながら、兵庫の明石にお住まいの方で、なんと週末などを利用して、5年前から岡山に自作の六畳ほどの広さのスモールハウスを建ててらっしゃるのだそうです。
朝の送迎の車で、山崎さんとご一緒させていただき、スモールハウスなどの話しを聞くことができました。明石から岡山まで2時間半ぐらいかかるそうです。

僕は普段は匝瑳まで電車で来ていますが、この前の
豊和で蛍を愛でる会の時に車で来たら、東京から匝瑳まで、山崎さんと同じ2時間半ぐらいかかりました。

あ、匝瑳でお米作りしながらカメラマンやワールドスパイシーカフェをされている山口さんが、この豊和で蛍を愛でる会のムービーをYouTubeにアップあれたので、こちらにも拝借して貼り付けておきます。



山崎さんも5年間も遠い場所と行ったり来たりしながら、お家を作ってきたとのことで、これから古民家借りて、東京から通いながら修繕していくことになると思う僕としては、山崎さんのお話しは非常に心強かったです。

その車の中で、僕が山崎さんに
サグラダファミリアみたいですね」
と話しかけました。

その時、山崎さんは
「いや、そんなたいそうなもんじゃないよ」
とお返事されました。


そうなんですよね。自然を愛する者は謙虚な人が多いですよね。
匝瑳でも、長老の木下さんを筆頭に、今回参加された面々を見渡しても、ソープロのスタッフの方々をはじめ、ベテランのMさんも、小屋を設計した中村さんも、それぞれキャラは違ってもみなさん謙虚。
(就農された越智さんと一緒に、木下さんが紹介されている記事はこちら
だから、とても居心地が良いです。自分も、もっと私欲を溶かしていけるといいのですが、、、。

さて、作業に取りかかります。簡単に機具の使い方を再度レクチャーしていただいて、倉庫作り再開です。ランダムな模様というのは、作品の完成形がイメージしづらいので、とにかく同じものを取り付けないようにしながら、各々のセンスで貼り付けていきました。
みなさん、丸のこやインパクトドライバー、すごく上達していて、僕だけまっすぐ切れない、まっすぐ打てないの、ポンコツなDIY(大工イマイチ野郎)です。

でも、この前まりりんさんのヒーリング受けて(前回の
ブログに詳細)、僕は上手くならないから早めに自分に見切りをつけてしまうという悪循環を断ち切るために、下手くそな自分を愛することに決めたのです。
なので、臆せず(懲りずに?)丸のこやインパクトドライバーなどDIYに果敢に挑戦するのでした。

(果敢に挑戦するオイラ、ブラザーKさん撮影)


今回は、外壁をよりおしゃれにするために、火炎を当てて少し焦がして味を出しました。あれは良いですね。シュボォーって火炎を当てていって、絵を描くように焦げ目をつけていくのは、まるでコンテンポラリーアートです(大げさ)。
(シュボボォーっとやるオイラ)


お昼ご飯は、高坂さんが用意してくれた、大豆ご飯、いろいろ入った味噌汁(今回は卵入り)梅干し、しその葉、キュウリなどなど、今回もおいしい自然の恵みがたくさんでした。
(釜で炊いた大豆ご飯と、おみそ汁)

地べたに座って食べるのも、廃材があるから、その上にいくつかお椀を乗せて食べると、ちょっとした日本懐石料理店のよう(笑)
(懐石料理笑)

午後も壁面のランダム装飾の続きです。
倉庫の上の方は斜めにカットする部分があります。
これはブラザーKさんと、現役消防士のTさんがバッチリやってくれました。僕は「まっすぐ切れますように」とお祈りしながら資材が固定されるように押さえました。人数の多いDIYのワークショップは、半分が作業で半分がお祈りです。このお祈りが集団で作業する時は大事なのです。難しい作業している時に、作業のない周りの人が寝そべって「ちゃんとやれよー」ってバカにしたような態度なのと、「上手くいきますように」とお祈りしながら見守ってもらえてるのは、どちらが上手くいくかっていったら、やっぱり後者です。何もすることがないときは、上手くいくようにお祈りするのです。
(KDTさんのノコギリのリズムに合わせて、ダンシングフラワーのように踊りました(笑)これもお祈りの一環です笑)


あと、コーススレッドを打ち込んで、少し割れてしまったところ(青山さんから、そこはやり直さなくていいと許可済み)に落書きをしました。(これは、無許可笑)
(割れ目を利用して恐竜アート)

楽しければ良いじゃん症候群が発症してます。
そのおかげなのか、なんなのか、差し入れのカキ氷アイス「ガリガリ君」が当たりました。
(差し入れのガリガリ君、もう1本当たる)

高坂さんに
「人生をもう一回やり直せるチケットなら良かったのにね」と言われ、多分、仮にそれが当たっても、同じ人生を歩んでしまうんだろうと自虐的に笑ったのでした。
結局、人間は自分で生きてるんじゃなくて、環境に生かされているんだと、匝瑳に来るようになって、しみじみ思います。
ふと口にした言葉も、その時、雨が降っていたら思いつかなかったかもしれません。ふと起こした行動も、その時、隣に人がいなかったら、しなかったかもしれません。

自分の意志でしてることなど、ほとんどないのかもしれません。