遠距離親友 | CLUB KANA -クラブカナ-

遠距離親友

私は、友達が大好きです。

それは、女の人であれ、男の人であれ、年上でも、年下でも同じくらい大好きです。

どこまでが友達で、どこまでが親友、というのは、本当に難しい判断だと思いますが、最近5年間離れて暮らしている友達が

「かなは、私の遠距離親友」

だと言って、人に紹介してくれました。

その友達は、私の学生生活の中でも、本当に重要人物なんですが、出会って結構すぐに遠距離になってしまいました。

過去5年間、3ヶ月音沙汰がないのは、当たりまえで、

「あれ?もう卒業したんだっけ?」

とお互いに言い合うほど、たまにしか話すことがないんです。

でも、私は彼女のことが大好きで、心から親友だと思っています。

そんな彼女が、私のことを、「遠距離親友」と呼んでくれた事は、本当に感動しました。友達って、距離じゃないんだなあ、って。



今、「親密度」と書こうとして漢字変換をしたら、一回目に

心密度

と出てきて、ちょっと感動しました。

心のつながり。

私の大好きな言葉の一つです。


人って、体の距離(住んでるところ)よりも、心の距離が近い人を「親友」と呼ぶのではないでしょうか。

恋人と友達で、圧倒的に違うのは、やっぱり体の距離(関係も含め)だと思うんです。

だから、親友の遠距離は何十年続いても、切れることはないんですよね。

「遠距離友達」

いい言葉だと思います。


・・・いや、あの。

友達でも、体の距離がものすごく近い方も、もちろんいらっしゃると思います。
一応、テーマは友達なので、あんまり責めないで下さい。すいません。


人って、落ち込んでいる時、自分のことを思ってくれる人の存在を忘れてしまう事があるんですよね。

「私のこと好きな人なんて、誰もいないよ」
「みんな、私のことなんて、どうでもいいんだ」
「私には友達がいない」

そんな風に感じたら、この「遠距離友達」の存在を思い出してみてください。

きっと、どこかにいるはずですよ。


小学校、中学校、高校、大学

近所の幼なじみ、サークル、塾、親戚、お稽古事


最近連絡をとってない「遠距離友達」と話せば、今の心の悩みが嘘のようにかるくなるかもしれませんよ。

近くの友達に言いにくい相談は、遠くの友達に相談すると、案外うまくいったりすると思います。

友達は、私のエネルギーの源であり、なくてはならない存在です。

だから私は、いつも、どんなときも友達に感謝しています。

(え~と、ちょっと偽善者っぽいですね・・・これ・・・。)

でも、本当に友達が大好きです。


母が「友達は人生の宝物」と言っていた意味が、今わかってきました。

もちろん、小さい時は「くさっ」と思っていましたが。


カウンセラーは「遠距離友達」みたいなものなのかもしれません。

(なんだかんだいって、カウンセリングを出してくる私)

普段は何をしてるかわからないけど、いつも自分の見方でいてくれる人。


みなさんに、今、大切な遠距離友達がいて、

私もそんな素敵なカウンセラーになれますように。