大きな白い羽」。

 

静岡県道316号“掛塚舞阪線”沿い。

静岡県浜松市中央区(旧南区)白羽町1261

駐車場あり。トイレあり。自販機あり。

 

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昔ある日のこと
法蔵寺の境内にある大きな松に大きな白い鳥がとまった

鳥の大きな鳴き声を聞きつけ村人が集まって来た

見たことのない大きな鳥に大騒ぎ

捕まえてみたいが
高い松の上でどうする事も出来ない

すると一人が
「猟師の五作さんに鉄砲で撃ってもらおう」
と言い出す

そこで腕自慢の五作に頼むことにする

 



頼まれた五作は
腕を試せると大喜びでやって来た

しかし撃った弾は鳥には当たらず
大きな羽根を広げて飛び去ってしまった

その時
村人の頭の上に一枚の大きな白い羽根が落ちて来た

そこからこの辺りは
白羽と呼ばれるようになった

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“白羽”という地名は
海に近い場所に多い名称です。

 

白く高い波が立つ様を表す地名とされています。

神社で祀る神様が由来の場合もあります。
 

ここは昔から海のそば

または海の中だった場所。

 

法蔵寺は1170年代前半の開創。

 

1338年に宗良親王が漂着したときは

もう「白羽」。

 

昔話の設定はその間の頃ということで。

 

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