由比正雪と羽貝正信」。

 

若宮神社が舞台。

静岡県浜松市中央区(旧中区)大工町81

駐車場なし。トイレ・自販機なし。

 

慶安4年(1651)
清水の由比民部正雪が各地の浪人を率いて江戸幕府転覆を計った
「慶安の変」と呼ばれる事件が起きました。


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明暦3年(1657)
大工町にどこから来たのか判らない浪人が住み着く

名は「羽貝正信」

ここで寺子屋を営み
遠くより訪ねてくる者も多かった

ある日のこと
大場重次郎という浪人が正信を訪ねてきて詰め寄る

「駿府で自害に追い込まれたはずの由比正雪が生きていると聞いています」
「しかも羽貝正信と名を変えこの大工町にいるとのことです」
「これは本当の話ではありますまいな」

正信は答える

「それはおかしな話だ」
「由比正雪は謀反の罪で割腹打首となったはずである」

しかし重次郎はたたみ掛ける

「先生は普通の人物ではない」
「自分も徳川の栄える姿を見たくない」
「今一度企てを起こすのであれば自分を加えて頂きたい」
「覚悟はいかがでしょうか」

刀に手をかけ詰め寄る重次郎
そして斬り合いとなる

挙句
重次郎が斬られることに

その後
正信はどこかへ姿を消してしまった
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

 

斬り合いの現場は

この若宮神社境内だとされています。

 

危なくて子供を遊ばせられません。

 

必ず親同伴で。

 

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