貴重な仏教美術品が出土しました。
「瓦塔遺跡」。（がとういせき）
三ヶ日町を走るツーリングロードオレンジロードから少し逸れた場所にあります。
駐車場なし。トイレ・自販機なし。
三ヶ日町宇志に行くと至る所に小さな案内があるため
気になるでしょう遺跡。
これはいよいよ目的地に近づいた場所の案内。
ただ、「瓦塔」という言葉に聞きなれないと
興味も湧かない遺跡かもしれません。
それでも訪れて頂いた人のために
場合によっては3つの案内表示で誘導します。…多いって。
この案内表示がラスト。
到着。
「瓦塔とは瓦製の仏塔のことで」とあります。
焼き物の仏塔のことです。
全国でも見つかっているものは少なく
ここで見つかった瓦塔は状態の良いものだったそうです。
奈良時代（1300年ほど前）のもので
奈良博物館で保存されています。
ちょっと見に行くには遠い…。
でも大丈夫、実物大複製があります。
実際に五重塔を建てるには費用が掛かりすぎるため
焼き物で…ということだったらしいです。
ここはお寺の跡地で
昔の“真萱寺”（現・摩訶耶寺）があった場所だと言われています。
山門跡。
お堂があった場所。
どうして瓦塔を残したまま移転したのでしょう？
要らなかったんでしょうね。
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五重塔（10尺）
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