遠州鉄道「きさらぎ駅」。
物語は新浜松駅から始まります。
付近に有料駐車場あり。トイレあり。自販機あり。
遠州鉄道は
浜松中心部から天竜区の入り口にかけての
18km弱を結ぶ鉄道で
地元では「赤電」という呼称で親しまれています。
起点の新浜松駅から高架線で街中を抜け
5キロ少し北で下ってきます。
これは「さぎの宮」駅停車中の赤電。
さて、
ここに挙げるお話は
2004年1月8日から9日に
日付が替わった辺りから
ネットの掲示板に投稿されたものです。
深夜にある女性が
掲示板で助けを求めるところから始まります。
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夜11:40から乗った電車が
気付くとしばらく停車せず走り続けている
おかしい
00:25
きさらぎ駅という知らない駅に着いた
降りてみたが周りに何もない
草原と山しかない
110番も相手にしてくれない
家族に電話したがきさらぎ駅がわからない
遠くから太鼓と鈴の音が聞こえる
「線路を歩いて戻れ」と
掲示板で指摘を受け歩き始める
太鼓の音が近づいてくる
ヒールが折れ転んで血が出る
来るときに電車で抜けたトンネルまで戻る
トンネルの名前は伊佐貫
トンネルを抜けると人が居た
近くの駅まで車で送ってくれるという
そこにはビジネスホテルがあるという
今の地域の名前は比奈だと教えられる
書き込みを見た人々から
助言を受けながら
ここまで帰還を試みてきた女性
しかし
乗せられた車が山の方面に向かっていることに気づく
隙を見て逃げようとする
3:44を最後に書き込みが止まる
**********
まず、遠州鉄道に「きさらぎ駅」はありません。
トンネルもありません。
また 「比奈」という地名もありません。
日本でも特に有名になったこの都市伝説は海外にまで広まり
小説・漫画・映像になっています。
数多くの考察や検証が行われてきましたが
地元にいるのに自分で試さないのも勿体無いことです。
ということで…
【きさらぎ駅・後編】では
きさらぎ駅と比奈・伊佐貫などをご紹介できれば と思います。
今夜がこの物語の「1月8日の夜」です。
終点までの切符に「きさらぎ」と書き込んでみます。
かなり怖いですが
皆さんにお伝えしたい浜松の不思議。
過去最悪の体験調査をしてみます。
車に乗らず今回だけは電車。
条件は整いました。
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