浜松地域遺産認定の文化資源「浦川歌舞伎」と「尾上栄三郎の墓」。

 

学校体育館で定期開催されてきました。

静岡県浜松市天竜区佐久間町浦川2792

駐車場あり。トイレあり。自販機なし。

 

尾上栄三郎(おのえ えいざぶろう/1858年没)は

歌舞伎役者でした。

 

飯田(長野)で公演中に病で倒れ

浦川に蘭学の名医「三輪見龍」がいると聞き

この地に訪れます。

 

しかし看病も空しく

死を悟った尾上栄三郎は

この地で最後の舞台を演じ死去します。

 

まだ29歳でした。

 

その後

歌舞伎の魅力にとりつかれた地元は

定期的に役者を呼びますが

 

そのうち自分たちで演じるようになります。

昭和40年(1965)まで続けられ

一次的に中断していますが

1989年より復活したものです。

 

しかし…

今年2019年9月28日を最後に

定期公演を終了(中断)するとのこと。

 

その最後の公演に。

 

 

 

 

演目、「白波五人男 稲瀬川勢揃いの場」。

「問われて名乗るもおこがましいが

生まれは遠州浜松で

14の時から親に離れ…」

 

“石川五右衛門浜松出身説”の

語りが始まりました。

(日本駄衛門⇒日本左衛門説が濃厚ですけど)

 

これ

聞きたかったんですよ♪ラッキー。

 

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尾上栄三郎の墓が近くにあります。

 

少し登ります。

 

 

 

地域に愛され

地域の秋葉街道脇に葬られた歌舞伎役者。

 

死後160年が過ぎ

ひとつの節目を迎えようとしています。

 

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