浜松地域遺産認定の文化資源「浦川歌舞伎」と「尾上栄三郎の墓」。
学校体育館で定期開催されてきました。
駐車場あり。トイレあり。自販機なし。
尾上栄三郎(おのえ えいざぶろう/1858年没)は
歌舞伎役者でした。
飯田(長野)で公演中に病で倒れ
浦川に蘭学の名医「三輪見龍」がいると聞き
この地に訪れます。
しかし看病も空しく
死を悟った尾上栄三郎は
この地で最後の舞台を演じ死去します。
まだ29歳でした。
その後
歌舞伎の魅力にとりつかれた地元は
定期的に役者を呼びますが
そのうち自分たちで演じるようになります。
昭和40年(1965)まで続けられ
一次的に中断していますが
1989年より復活したものです。
しかし…
今年2019年9月28日を最後に
定期公演を終了(中断)するとのこと。
その最後の公演に。
演目、「白波五人男 稲瀬川勢揃いの場」。
「問われて名乗るもおこがましいが
生まれは遠州浜松で
14の時から親に離れ…」
語りが始まりました。
(日本駄衛門⇒日本左衛門説が濃厚ですけど)
これ
聞きたかったんですよ♪ラッキー。
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尾上栄三郎の墓が近くにあります。
少し登ります。
地域に愛され
地域の秋葉街道脇に葬られた歌舞伎役者。
死後160年が過ぎ
ひとつの節目を迎えようとしています。
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