深読みすると不思議な気分になります。「井伊家発祥の井戸」。
田んぼの中にぽつんとあります。
駐車場・トイレ・自販機なし。
西暦1010年頃のある日
当時ここにあった八幡宮内のこの井戸端で拾われた男の赤ちゃんが
井伊家の祖「井伊共保」という伝説。
見つけ育てたのは今の村櫛に城を構えていた「藤原共資」(井伊共資)という藤原氏の末裔であったという説と
見つけ育てたのは和尚または神官で
井伊共資の娘と婚姻関係となり井伊氏を名乗ったという説があります。
実際は井伊共資の息子であるという説もあったり。
どの伝説もこの井戸が舞台になっています。
1000年前の井戸跡があること自体もすごいことです。
古墳時代の古代豪族と
中央から降りてきた藤原家がむずびついていった中で
新しい勢力が台頭する歴史がここから始まります。
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