お久しぶりです。

 

枕はそば殻派、どうもくろーばーちっぷです(♣・∀・)b

 

さて、久々のブログなのに、推しちゃんの話ではございません。

すみません。

 

先日、こちらを観劇してまいりました。

 

 

「ロミオとジュリエット」

 

先日、私用で数日上京いたしまして。

数ヵ月前から決まっていた予定なので、

何か劇場公演でもあれば投げたいなぁと思っていたところ、

この劇団れなっちの「ロミオとジュリエット」の公演日が被りました。

 

ここ1年ですっかり岡田奈々様に夢中になった私としては、本当にありがたい機会でした。

 

一度は外れたんですが、誕生日直前にキャン待ち当選。

最高の誕生日プレゼントでした。

 

 

大事な千秋楽を観劇させていただいて、とても楽しかったのでレポを残します。

今日も相変わらずの自分の備忘録です。

(お話しの流れは記憶の範囲のものです。

非常に場面転換が多い舞台なので全てを覚えきれませんでした。ご了承ください。)

 

気になった方がいらっしゃいましたら、どうぞ。

 

↓↓

 

当日は土砂降りの雨...。推しに似て、雨女を発揮してしまいました。

開場10分くらいの時点で会場に到着。

グッズはパンフだけでいいと思っていたのですが、

なぁメールでうちわを推されていたので、素直に購入。

 

 

アイドルを目に入れたくても、アイドルの目に入りたくない自分としては、

お出迎えをご遠慮したいくらい恐れ多かったのですが、せっかくの機会なので、素直にお出迎えされました。

ドラ3や16期メンバーたちだったので、あんまりわからなかったんですが、

かなぶんだけわかりました。やっぱり嬉しいものですねぇ。

 

 

いただいたメッセージカードは、ばあや役の北川愛乃さん。

お恥ずかしながら存じ上げなかったのですが...。

このメッセージカードが終演後、とっても嬉しいものになるとは...♪

 

 

今回は、席が最高でした...。

8列目という自分の前が通路の席。

真ん中より上手側。とっても見やすい席。

 

 

 

開演約5分前に前説が始まりました。

 

白組千秋楽の前説は、座長のれなっち、北澤早紀ちゃん、谷口もかちゃん、歌田初夏ちゃん。

さっきーを見られたのは相当うれしかったです。シースルーから見える美しいおみあし...(変態

 

あとは、れなっちとはっつのやりとりが楽しかった。笑

彩希ちゃんから「はっつが気になる」等々耳にしていましたが、なるほどおもしろい。

新チーム4でも注目していきたいですね。

 

前説では、注意事項と掛け声の練習。

掛け声ってなんじゃいって話だと思うんですが、今回は観客参加型の舞台。

計6回、掛け声がありました。いくつかその練習をして、そのまま開演。

 

まず、メンバーが配役を紹介されながら舞台に出てきます。

最初は、ヒデ役のはたごんだったかなぁ...。

 

余談ですが。

メンバーが舞台に出てくると一気にわくわくしたんですが、

いざ、なぁちゃんが出てくると不思議とわくわくが落ち着きまして。

普通なら推しを見た瞬間が一番テンション上がるでしょうにねぇ。

逆に言えば(?)、ゆきちゃんを見に行った時も同じ感覚なので、

自分にとってなぁちゃんが着実に大切な"推し"という部類に入っているんだなということを感じて、

妙に嬉しかったのもありましたけども。...脱線しました。

 

登場したジュリエット様。ポージングで早々に中指を立てられます。

その姿が美しいったらありゃしない...。

中指立ててるのに胸がときめくとか、ヲタクは変態ですよねぇ(しみじみ←

 

 

 

さて、ここで一応ストーリーを貼っておきます。

パンフを写メったので見づらく、申し訳ありません...。

 

 

メンバー紹介後、舞台は、小嶋菜月ちゃん演じるロレンス神父の語りや注意事項から始まります。

 

最初は、濵咲友菜ちゃん演じるロザンナ(ジュリエットの妹)と、

髙畑結希ちゃん演じるヒデ(ロミオの弟)の結婚に喜ぶ、

キャピュレット家とモンタギュー家のやり取りです。

 

この舞台は、原作の「ロミオとジュリエット」とは違い、

両家がとても仲の良い設定です。

 

そこに神志那結衣ちゃん演じるロミオ様が登場します。

ラップのように韻を踏んだセリフを言いながら登場。まぁ、ちゃらい。笑

2人の結婚を祝うため、モンタギュー家で宴をするというのに行かないと言います。

それどころか、ロザンナに手を出そうとする始末。

 

そこに、なぁちゃん演じるジュリエット様が客席から登場。

大事な妹に触れるロミオにぶち切れます。まぁ、口が悪いこと。笑

 

 

2人はとっくみ合いしつつ、散々お互いの家への悪口を言い、

宴なんかには行かないと2人とも去っていきます。

両家はお互いに土下座で平謝りです。

 

 

 

場面は変わり。

ロミオが教会を訪ねます。

どんなに悪さをしても、毎朝懺悔に訪れるというロミオ。

神父とのやりとりもテンポが良く、アドリブも満載。

予想もしない神父の返しに、少々たじたじのロミオ様が面白かったです。

 

ヒデとロザンナの結婚を祝福できない理由を神父に尋ねられ、ロミオは、

「ヤクザとヤクザが仲良くしたって、いいことなんかあるはずない」と言います。

 

 

 

続いて、夜。

暗い場所に古賀成美ちゃん演じるティボルト(ジュリエットの従弟)、

菅原りこちゃん演じるマキューシオ(原作ではロミオの友人。ここではたぶんモンタギュー側かな?)

大久保美織ちゃん演じるベンヴォーリオ(ロミオの従弟)が登場。

 

このグループを仕切っているらしいティボルトが、

悪いことをして手にしたらしいお金を分けていきます。

その悪いことととは、「白は黒に、黒は白に、朝は暗く、夜は明るく見える」という

"オセロドラッグ"というものを町で売り捌くこと。

 

分け前が少ないと主張するマキューシオに対して、「この後、もう半分が来る」と言うティボルト。

そこに大森美優ちゃん演じるバルサザー(この舞台ではモンタギュー家の末端のようです)が登場します。

 

お金を持ってきたか問い詰めるティボルトですが、仕事が忙しく売れなかったというバルサザー。

腹を立てるティボルトやマキューシオに対して、「次は必ず売ってくる」と主張します。

やり取りの中で「友達だ」というようなことを口にするティボルト。明らかに脅しです。

 

 

 

場面が変わり、月夜の公園。

ヒデとロザンナが楽しそうにいちゃいちゃしています。

そこに、塩井日奈子ちゃん演じるラインハルトが登場。

(この舞台では、ホームレスと言いますか、乞食と言いますか。

いずれにしても、"人も殺す"というイメージ持たれているようで、作中ではその存在を恐れられている人物です。)

 

ヒデとロザンナはその場を立ち去ろうとしますが、ラインハルトがそうさせてくれません。

そこへジュリエットと、北川愛乃ちゃん演じるばあやが登場。

登場したジュリエットにヒデが「助けて、お兄様」とアドリブ。笑

「誰がお兄様じゃ!お姉様と呼べ!」と返すジュリエット。笑

 

剣を持ったジュリエットがラインハルトに立ち向かいますが、

ラインハルトがまったく動じないため、ジュリエットは怖気づいてしまいます。

 

ばあやが誰か助けを呼ぼうと走ると、釣りをしているロミオが。

"困っているのがジュリエットだ"と言うと、助けてくれないと思ったばあやは、

「ロザンナを助けてほしい」と説明し、ロミオを連れて行きます。

初日などはその釣り糸には何もついていなかったようですが、

千秋楽では大量のニジマスがついていました。笑

 

ラインハルトとジュリエットが向かい合う所に登場したロミオとばあや。

ロミオはちゃんとニジマスを持っています。笑

 

「助けなんかいらない」と駄々をこねるジュリエット。

ロミオは「手が震えるなんてかわいいところもあるんだな」と言いながら、

ジュリエットに代わってラインハルトと対峙します。

 

ラインハルトは「混沌を招く呪文を教えてやろう」と、ロミオ(とニジマスw)に耳打ちで話しかけます。

ここで、ロミオはティボルトたちがドラッグを売り捌いていることを知らされます。

 

ロミオが対峙したことで、その場は落ち着きますが、

助けられたことが相当気に入らないジュリエット。

めちゃくちゃ駄々をこねます。(これがまためちゃくちゃかわいいんですわ...

ばあやに押さえつけられ去っていきます。

 

 

 

場面は変わり、朝。

ロミオは今日も教会に懺悔に来ます。

神父に「誰にも言えない相談だ」と、話を持ち掛けます。

ここでアドリブ合戦。笑

その相談を切れ痔だ思い込む神父。それに乗っかるロミオ。

かんちょーするとかしないとかでやり取りw

一通りあったあと、話を戻し、ティボルトたちの話をします。

 

その話を隠れて聞いていたマキューシオとベンヴォーリオ。

ドラックを売っていることがロミオにバレたと知り、急いでティボルトに伝えに向かいます。

 

 

 

場面代わり、暗い場所。

マキューシオが「ロミオにドラッグのことがバレた」とティボルトに伝えます。

どこから漏れたのかと考え、ティボルトはバルサザーだと決めつけます。

 

そこに現れるバルサザー。

「自分は誰にも言っていない。ドラッグも売ってきた」とわずかなお金をティボルトに差し出します。

バルサザーのことを信じないティボルトは、「嘘は嫌いだ」とバルサザーを殴ります。

 

信じてもらえないバルサザーが泣きながら怒り始める頃、ラインハルトが現れます。

「バルサザーは嘘を言っていない。バラしたのは自分で、

自分の寝床であるこの場所でいつもドラッグの話をするお前たちが悪い」と、ティボルトたちに言い放ちます。

 

キレたティボルトが立ち向かおうとしますが、

殺されることを恐れたマキューシオに止められ、バルサザーを残して立ち去ります。

 

怯えるバルサザーに手を差し伸べるラインハルト。

「自分なら裏切らない」と友達になるようバルサザーを説き伏せます。

最初は怯えたバルサザーも、「裏切らない」の言葉を信じ、ラインハルトの手を取ります。

 

 

 

場面代わり、キャピュレット家。

深井ねがいちゃん演じるジュリエット父が、

ジュリエットに、警察署長の息子であるパリスとの縁談を持ってきます。

ばあやは「自分からジュリエットに伝える」と言います。

実は、ジュリエットはロミオに気があるということに気付いているばあやは、

どうにかロミオとくっつくように考えます。

 

ジュリエットのもとに向かい、パリスとの縁談の話をするばあや。

ばあやの予想通り、ジュリエットは拒否します。

「では、ロミオ様と縁談を持ってはどうですか?」と言うと、動揺するジュリエット。

慌てた様子で、ばあやに「垂れ乳!!」と悪態をつきw、出かけてしまいます。

 

 

 

場面代わり、街中。

さくら水産wから出てくるロミオ。

そこに、ばあやと喧嘩して怒ったジュリエットが通りかかります。

話しかけるロミオと、それを無視するジュリエット。

 

ロミオ「無視するな!!」

ジュリエット「話しかけるな!!」

 

本来であれば、「好き好んで話しかけてるんじゃない」「誰も好きになってくれなんて頼んでない」等と続く会話。

 

ロミオがアドリブをきかせます。笑

ジュリエットに「話しかけるな!!」と言われたロミオは、

「え?じゃあ、帰るよ?本当に良いんだな?」と舞台裏にハケます。笑

 

1人舞台に残されることに相当焦ったジュリエット。笑

口喧嘩している体も忘れ、「え、嘘」「待って」「行かないで」「戻ってきて」と両足と手をつき、足をバタバタさせます。

(可愛すぎて吐血するかと思った...)

 

戻ってきたロミオと口喧嘩再開。笑

「男にでも会いに行くのか?」というロミオに、

「だったらどうする?」と挑発するように言った後、立ち去ります。

 

 

 

翌朝、ジュリエットが教会を訪ねます。神父に相談するジュリエット。

「着ている鎧が脱げない(素直になれない)。

(ロミオへの)気持ちが膨らみすぎて鎧がきつくなるばかりだ」と言います。

 

「鎧を脱げばいい。裸を見せてくれればいい」という神父。笑

自分の腰に巻いていたロープをほどき、ジュリエットに脱げと促します。

いつもならすぐに、ジュリエットは「脱がない」と言うようですが、この日は「脱ぎます」とアドリブ。笑

ちゃららららら~♪と口ずさみながら、ベルトを外し始めますが、神父があまりにも止めないため、

「いや、止めろよ!脱ぐか!!AKBだぞ!」とツッコミ。笑

その後も、自分のロープをぶんぶん振り回す神父に、「ちょ、一回とまれ?」とジュリエット。笑

おもしろかったなぁ...w

 

 

 

場面代わり、客席からばあやが登場。

「媚薬を手に入れた」と嬉しそうです。

その媚薬とは「飲むと白が黒に見え、黒が白に見える」と言います。

媚薬がオセロドラッグだとは知らない様子です。

ロミオに飲ませたいばあやは、ロミオを無理やりお茶に誘います。

 

 

 

再度現れたロミオ。

急にジュリエットに会いたくなったと、ジュリエットの元に向かいます。

(ドラッグに影響されてる様子)

 

確かこの辺で、れなっちが出てきた気がする。笑

"千秋楽だけ"と、れなっちにも場面を作られたようでした。

ロミオを見て、「イケメンですね♪後でライン教えてください」と言い、立ち去ります。笑

 

 

 

そして、バルコニーの場面。

三日月に向かって、ロミオへの想いを素直に語るジュリエット。

月になった振りをして会話をするロミオ。

目を瞑るよう言った後、ジュリエットの前に姿を現します。

 

目を開けて、ロミオの姿を見たジュリエット。

先程までとは人が変わったかのように、きつい悪態をつきます。

ここから、「悪態をつく姿も美しいなぁ、ジュリエット」と、

オーディションに使われたあの台詞に移っていきます。

 

あの台詞の通り、面白いけど美しい雰囲気。

コミカルに。でもロマンチックに。

2人の本気度が伝わります。

千秋楽ということもあり、ロミオの「愛してる」を多めにねだるジュリエットがかわいすぎました...。

オーディションの時はあんなに恥ずかしそうだった最後の台詞も

ジュリエットの嬉しさをこらえきれない気持ちがいっぱいに伝わってきて、本当にかわいらしかったです。

 

その後、ハグしていちゃこらするロミオとジュリエット。

離れたところからヒデとロザンナが双眼鏡で覗いていました。

アドリブで「キース、キース♪」と煽っていました。笑

 

 

 

場面代わり、早朝。

まだ開いていない教会をばあやが訪ねます。眠そうに嫌そうに出てくる神父。

今すぐ結婚式をしたいと、ロミオとジュリエットを連れてきます。

 

「落ち着いてゆっくり準備しよう」と神父が言いますが、

「愛が冷めないうちに」と強く望みます。

ばあやが脅しのために持ってきた剣はいつもなら短剣の所、

この日は背中に隠しても頭から見えてしまうほどの長剣というアドリブ。笑

ばあやに脅される神父を前に、2人は誓いを立てます。

 

 

 

場面代わり、暗い場所。

客席から、ラインハルトとバルサザーが現れます。

 

バルサザーの耳元に語り掛け、「復唱しろ」というラインハルト。

「ご一緒にポテトはいかがですか?」というバルサザーw

本編の中で、唯一バルちゃんが面白いところでした。笑

かわいかったーw

 

ですが、その流れを終えると、

笑いの雰囲気からぐっと暗い雰囲気に持っていくラインハルトとバルサザー。

流石です...。「憎しみを持て」と、バルサザーに吹き込みます。

 

そして、仮面をつけたバルサザーがティボルトたちの前に現れ、

ラインハルトに言われた通り、バルサザーは憎しみのままティボルトを殺します。

 

「これはデジャヴだ。次は誰だ...」と急に頭を抱えるベンヴォーリオ。

不思議な力を持っているようです。

そんなベンヴォーリオを引いて、マキューシオは逃げます。

バルサザーが「マキューシオたちに見られた」とラインハルトに告げると、

「その2人も殺せばいい」とラインハルトが言います。

 

 

 

場面代わり、教会。

教会でティボルトの葬儀を行います。

ここで神父様のアドリブ全開。笑

「アーメン」と言う所を「アロハ」という神父。

ノリノリで何度もやり、それをキャピュレット家の皆に強要します。

あまりにも面白すぎて、笑ってしまうジュリエット父と、

それに突っ込む橋本陽菜ちゃん演じるジュリエット母。

「アーメンだろ」と突っ込まれ、「すみません。先ほどまでリロ&スティッチを見ていたもので」という神父。

面白かったなぁw

 

 

 

場面代わり、マキューシオとベンヴォーリオ。

マキューシオが「ティボルトを殺したのはロミオだということにしよう」と企みます。

そうしてバルサザーを庇えば、自分たちは殺されないのではないかと考えたのです。

「嘘はつきたくない」というベンヴォーリオを怒鳴りつけ、マキューシオは強行することを決めます。

 

 

 

ここで、客席から大西桃香ちゃん演じるミカポンと、西潟茉莉奈ちゃん演じるミポリンが客席から登場。

「ティボルトの殺害容疑でロミオが指名手配された」と言いながらステージに向かいます。

ステージに向かいながら「どこから来たの―?」「誰推し―?」等と客席に聞いていくミカポンと、

それを宥めるミポリン。笑

 

 

 

場面変わって、車中。

ばあやが車を運転し、その後ろでロミオとジュリエットがいちゃいちゃしています。

「ロミたん」「ジュリたん」と話し、ロミオがジュリエットを押し倒すというアドリブまでする2人に、ばあやはうんざり気味です。笑

 

そこに1本の連絡が。

ティボルト殺しでロミオが指名手配されたことが耳に入ります。

しかし、ティボルトが殺された時間は、ロミオとジュリエットがバルコニーで会っていた時間。

アリバイはありますが、「ほんの少し前までは喧嘩ばかりしていた2人が、密かに会っていたなど、誰も信じてくれない」とばあやは言います。

 

事態が落ち着くまでは、逃げるようにばあやに説得され、

嫌がるジュリエットを宥めながら、ロミオは逃げていきます。

 

 

 

場面変わって街中。

ロミオ父とジュリエット父が向き合います。

ロミオがティボルトを殺したと思っているジュリエット父は、

ロミオ父に罵声を浴びせ、喧嘩となります。

「ヒデとロザンナの結婚も無しだ」と、両者とも立ち去ります。

 

 

 

場面変わって、暗い場所。

マキューシオとベンヴォーリオの前に、仮面をつけたバルサザーが現れます。

「ティボルトを殺したのは、ロミオらしいな」としらばっくれるマキューシオに、

バルサザーは「自分が殺したのに」と動揺します。

 

そして、マキューシオは「ラインハルトはバルサザーを裏切っている」と吹き込み、

バルサザーを疑心暗鬼にさせます。

さらに、バルサザーがラインハルトを殺すように仕向けます。

 

混乱したバルサザーが去った後。

「これ以上嘘はつきたくない」というベンヴォーリオに、狂ったように怒鳴り散らすマキューシオ。

バルサザーがラインハルトの寝床に行って殺害することを予測し、警察に通報するのでした。

 

 

 

場面変わって、ラインハルトの寝床へ。

ラインハルトを求め、バルサザーが現れます。

「裏切らないって言ったのに」と言い、ラインハルトを刺してしまいます。

ラインハルトは「こんな命でも、友達に捧げられるのなら悪くない」と笑います。

最後まで自分のことを友達だというラインハルトを見て、

裏切ってなどいなかったと気付いたバルサザー。

そこに警察のミカポンとミポリンが現れますが、ラインハルトを追って、バルサザーは自害します。

 

 

 

場面変わって、キャピュレット家。

「悲しいことが続くから、明るい話題を作ろう」と、

ジュリエット父はジュリエットとパリスとの縁談を急いで進めようとします。

ばあやは助けを求めて、ジュリエットと教会へ向かいます。

 

教会へ訪れる、ジュリエットとばあや。

神父に「どうすればいいか」と相談すると、ばあやは席を外すように言われます。

するとばあやは客席におり、ある客席を指し「ここの席を外しましょう!」と言います。笑

神父はその客席に座っていたおじさまに向かって「おっさんに謝れ!」と更にアドリブ。笑

ばあやは本当にその場に土下座して謝っていました。笑

 

その後、神父はジュリエットに24時間だけ死ぬ薬を渡します。

去り際、その場で飲んじゃいそうになるジュリエットを止めるはずの神父が、

この日はアドリブで止めません。笑

煽る神父を前に、「おとなしく後で飲みます...」と言い、去っていきます。

 

 

 

場面変わって、キャピュレット家。

「パリスとの縁談を進めていい」というジュリエット。

明日も早いから眠るというジュリエットが、ばあやに「おやすみ」を言うのですが、

その声がとても優しくて切ないこと...。

生き返るとわかっていても、別れを惜しんでいるようです。

そして、薬を飲み、ジュリエットは倒れます。

 

 

 

ここからさらに、話はスピード感を増します。

翌朝、ジュリエットが死んでいることに気付き、

ばあやとキャピュレット一族は驚き、ひどく落ち込みます。

その後、教会で神父立会いの下、葬儀をあげます。

 

 

それを知り、次々に人が死んでいくことにマキューシオは恐怖を覚え、ひどく怯えます。

ベンヴォーリオが宥め、落ち着かせようとするも、

マキューシオは狂ったように走り出し、車に轢かれて死んでしまいます。

 

 

今度は道端で郵便屋さんと事故を起こしてしまったというミカポンとミポリン。

ついでに、隣で行われていたタイフェス(タイ料理などのお祭りが本当に行われていましたw)の

トゥクトゥクの車ともぶつかってしまったというアドリブを入れてきます。笑

何気ない場面のようですが、実は、2人がここで郵便屋さんと事故を起こしたことで、

神父からロミオへの知らせ(ジュリエットが一時的に死ぬが、生き返ることを書いた手紙)が届かなくなってしまうのです。

(翌日、なぁちゃんのSR見て知った。なるほど。)

 

 

自分たちが起こしてしまったことの大きさにひどく落ち込むベンヴォーリオは、隣町の教会まで懺悔に来ます。

「ジュリエットが死にました」と言った瞬間、ロミオが現れます。

信じたくないロミオは、「ジュリエットの姿を見るまで信じない」と動揺し、

ジュリエットの元へ向かうため、ベンヴォーリオに車を出してもらうようにお願いします。

 

 

 

そして、教会。

横たわるジュリエットを前に、涙を流すロミオ。

「神がいるのなら、どうしてこんなことになったのか」と嘆きます。

そして、1つ懺悔を始めます。

 

「自分は、あの日、ばあやが出した(オセロドラッグが入った)お茶を飲んでいません」と。

 

「ドラッグの独特の香りを知っていたから。でも、あのタイミングをきっかけに、

ジュリエットへの気持ちに素直になれると思った。そんなずるいことをしたから、こんなことが起きたんですか」と。

 

「自分のものはすべて奪っていいから、ジュリエットを助けてほしい」と神に祈りを捧げ、

ジュリエットにキスをした後、首を切って自害するロミオ。

 

それと同時に、ジュリエットが目を覚まします。

死に際、「ジュリエットを助けてくれた。神は居たんだ」と微笑み、ロミオは死んでいきます。

それを見たジュリエットは、「せっかく生き返った世界も、あなたが居なければ意味がない」と涙を流します。

そして、「次はロミオと幸せになりたい」と神に祈り、自害。

ロミオに重なるように倒れます。

 

 

 

ここで悲しいまま終わらないのが、堤監督マジック。

その後、ヒデとロザンナの結婚式が開かれる場面です。

が、その場面が止まったかと思えば、神父が一言。

「実はこの2人、2ヶ月後に別れますw」と。

 

この一言で終演。

ロミオとジュリエットが登場し、ロザンナからブーケを受け取ったジュリエットが、

ロミオと腕を組んだところで、カーテンコールに移っていきました。

 

 

 

最後の撮影可能なパートでは、通路前の席だったことにより。

メンバーが数十センチ先を行き交うという...。何という贅沢...。

 

目の前を通ったなぁちゃんは、それはそれは美しくて。

良い香りでした......(変態

 

サビではラインハルト様が隣で踊ってるし...。めちゃくちゃ贅沢だったなぁ。

 

カーテンコール。

拍手が続き、メンバーは3回出てきてくれました。

3回目は客席もスタンディングオベーション。

なぁちゃんも、多くのメンバーも、目に涙をためていたように思います。

 

 

退場も1列目で。ありがてぇ。

お見送りは、桃ちゃん、なぁちゃん、じーな・・・・・・と続いていました。

桃ちゃんがしっかり目を合わせてくれて、嬉しかったです。

なぁちゃんは、今思い返せば、とても寂しそうだったように思います。

それだけ、やりきったんですよね。

 

 

 

さて、個々人の感想。

 

ロレンス神父:なっつん。

今回一番セリフが多かったであろう、ストーリーテラーを務める神父。

時折しっかりと神父らしい落ち着きを見せつつも、

終始ユーモアに溢れていました。相当笑わせてもらいました。

 

ヒデ:はたごん。

なぁちゃんも言っていましたが、絶妙なヘタレ感。笑

ちょっとロザンナに振り回されているのも、可愛いカップルを演出できていたと思います。

 

ロザンナ:はまちゃん。

時折、関西弁を交えてくるのが面白い。笑

ヘタレなヒデと強気なロザンナという姿が、とってもかわいらしかったです。

 

ティボルト:古賀成美ちゃん。

有無を言わせない圧倒的な怖さと言いますか。高圧的な演技が素晴らしかったです。

 

マキューシオ:りったん。

普段のりったんからは想像できない演じっぷり。

ストーリーの中で、恐怖から狂っていく役ですが、その姿にも見入ってしまいました。

 

ロミオ父:ぴよす。ロミオ母:秋吉優花ちゃん。

ジュリエット父:深井ねがいちゃん。ジュリエット母:橋本陽菜ちゃん。

家族のシーンも多かった舞台。会話のテンポの良さが気持ちよかったです。

あと、ロミオが指名手配されて、喧嘩する父親同士はだいぶ迫力あったと思います。素敵でした。

 

ミカポン:桃ちゃん。ミポリン:がたねぇ。

この時代の舞台には異様に浮いてしまう2人の存在ですが、とってもキュートでした。

ギャル言葉がすごくしっくりきて、とても良き。

 

ベンヴォーリオ:大久保美織ちゃん。

悪だくみをする3人の中で、唯一綺麗な心を持っていたベンヴォーリオ。

人が死んでいく場面を目の当たりにして、

自身の不思議な力を発揮し「これはデジャヴだ...」と頭を抱える姿や、

最後まで人として少しでも正しくあろうと葛藤する姿に心動かされました。

 

バルサザー:みゆぽん。

気弱でいじめられっ子のバルサザーが、憎しみから人を殺す姿は見入ってしまいました。

純粋が故に、ラインハルトの言葉を心から信じていき、殺した後にはラインハルトに褒められて喜ぶ。

悪いことをしているのに、心の中は変わらず純粋のまま。そこがまたが切ない。

 

ラインハルト:塩井日奈子ちゃん。

終始、気味の悪いラインハルト。バルサザーに人まで殺させてしまう人物ですが、

根っこに自分なりの正義を貫いていた人物だったと思います。

バルサザーに刺されて喜ぶ所は、そのまっすぐな気持ちに感動しました。

そして、気味の悪さ×信念を貫く姿は、最高にかっこよかったです。一番惹かれた役でした。

 

バルサザーとラインハルト。

笑う場面が非常に多いこの舞台で、しっかりと物語に影を落としたのはこの2人だったと思います。

本当に素晴らしかったなぁ...。

 

ばあや:北川愛乃ちゃん。

この方も本当に素晴らしかった。ばあやにしか見えなかった。

10代の女の子が、ばあやに見えるんですよ。本当にすごいことだと思います。

コミカルでユーモアに溢れているけれど、

ジュリエットを愛する気持ちとその行動はとても真っ直ぐです。

ばあやのお芝居を見て、最初もらったカードがより一層、嬉しいプレゼントに代わりました。

素晴らしいお芝居をありがとうございました。カード、大切にします。

 

ロミオ:じーな。

急にジュリエットに惹かれる姿は、ドラッグの効力に見えて、

観劇していて、最後のシーンまで"もやっ"とした気持ちが残っていました。

しかし、そこからの最後の懺悔。「ドラッグは飲んでいなかった」と告白し、泣く姿。

ぐっと心が惹かれ、ロミオの熱のある演技に目頭が熱くなる瞬間でした。

 

ジュリエット:なぁちゃん。

男勝りで口が悪いジュリエット。

普段からカッコいい姿が多いなぁちゃんだからこそ、

男勝りな姿が様になっていたし、なぁちゃんにぴったりの役だったと思います。

また、男勝りのように見えて、本当は根っからの乙女なジュリエット。

そのお芝居はとても難しかったと思いますが、

二面性の演じ分けが絶妙で、男勝りな姿にもきゅんとするし、乙女な姿にはさらに胸きゅんでした。

本当にかわいかった...。見に行けてよかった...。

 

主演の2人。最後のシーンは、2人とも迫真の演技でした。

2人の気持ちが思いっきり乗っかったあのシーンは、どっぷりとこの舞台にのめり込める最高のシーンでした。

 

 

 

 

 

 

 

今回のロミオとジュリエット。

一言で言うと、「最高に喜劇な悲劇」といったところでしょうか。

 

楽しいのに、ちゃんと悲しさも心に残る。

初めてAKBの舞台を生で見ましたが、いいものですね。

黒組も本当に見たかったし、こういう舞台は何回も見てこそだなぁとも感じました。

 

また機会があれば、今度は2回以上は観劇したいなぁ。

 

円盤化されることを願って。

 

 

長々と失礼しました。

ばっははーい(。・ω・)ノ゙

 

 

 

なぁちゃんをあんなに間近に見られるなんて、後にも先にもこれっきりでしょうね。

本当にいい思い出になったなぁ...。幸せ...。