おはようございます。


今日はネットフリックス。




擦りまくられ過ぎている信長話ですが、北野映画だとこうなるんだと飽きることなく観ることが出来ました。

加瀬亮演じる信長は大うつけレベルじゃなく狂ってるし、男色も多め、とても大河ドラマでは流せない、映画向きな作品。

結構配役はハマってるし、豪華俳優もいろいろでてて、さすがの北野組って感じでした。北野武の秀吉(ビートたけし名義で出演)も、年齢はともかく、他人をおちょくったシニカルな笑い満載で、まるでコントを見ているかのよう。

“超豪華なひょうきん族”というコメントは言い得て妙。

秀吉と秀長(大森南朋)と黒田官兵衛(浅野忠信)の三人のやりとりには笑ってしまった。

シリアスな部分はめっちゃシリアスで、笑かしにいきますよってタイプのコメディ映画ではないですけど、完全にコメディ。

北野映画特有の痛い描写ももちろんあり、残酷さに容赦のない戦国時代なんでなおさら違和感なく観れました。

歴史映画だけどあんまり重くはなく、軽く観られる作品です。

首、首、首。

タイトルもまんま、まんま。


2023年、130分。

Filmarks評価、☆3.7。

62/116。


ちょうど今度は、北野武とアマゾンがタッグを組んだというニュースが流れてきて。

詳細は不明ですが、どんな映画になるのか今から楽しみです。