おはようございます。


今日はプライムビデオ。



「フォロウィング(HDレストア版」


難解映画の生みの親の代表格、クリストファー・ノーラン監督ですが、「メメント」「インセプション」など(他にもいい作品が多いが)、個人的に好きな作品も多い。

最新作「オッペンハイマー」で、今年のアカデミー賞で最多7冠を受賞したのも記憶に新しい。

数多くの映画祭で賞を受賞し、そんなノーラン監督の才能を一躍世界に知らしめた記念すべき長編デビュー作。

監督・製作・脚本・撮影なども彼が務めた。

それを監督監修のもと、デジタルリマスターしたのがこちら。

作家志望で創作のヒントのため、他人の尾行を繰り返す男がある事件に巻き込まれていく姿を、時間軸を交錯させた複雑な構成で描き出す。

複雑ではあるが、難解というほどではない。

70分なのでサクッと観れて、それなりに満足感も得られるミステリー&サスペンス。

全作モノクロではあるが、コンストラクトが強くかなりカッコいい。

それにしてもクリストファー・ノーラン、この頃まだ20代、控えめに言っても天才である。


2024年、70分。

Filmarks評価、☆3.9。

61/111。