おはようございます。


今日はプライムビデオ。



「アヒルと鴨のコインロッカー」


人気作家、伊坂幸太郎の同名小説を映画化。

伊坂作品は今までいろいろ映画化されていて、自分もいろいろ観ているが、その中で一番かもしれない。

大学入学のため仙台に引っ越してきた主人公が、隣人から、同じアパートに住むブータン人に広辞苑を送るため、書店を襲撃するという奇妙な計画を持ちかけられる。はたして隣人の目的とは?というミステリー。

謎が解けて全てがわかるとなんとも切ない。

映画化された当時、原作は読んでいて話は知っていたが、それでも楽しめた。

なかなか原作がある話の映画化は難しくて、文句が出るものだが、頑張っている方だと思う。

濱田岳、永山瑛太をはじめ、配役も良かった。

※この作品で、永山瑛太は最優秀主演男優賞(第22回高崎映画祭)を受賞している。

印象的なタイトルも最後まで観れば納得する。

仙台駅のコインロッカーを見て、ちょっと懐かしくなった。

エンドロールで流れるボブ・ディランの歌声には聞き入ってしまう。

やっぱりボブ・ディランは神様です。


2010年、110分。

Filmarks評価、☆3.7。

59/107。