おはようございます。


今日はネットフリックス。


「ジョジョ・ラビット」のタイカ・ワイティティ監督が描く、孤児の少年と偏屈な老人の奇妙な逃避行。(マイナーで多分日本では円盤化もされていないが、自分は「ジョジョ〜」よりも好きでした)
その素行の悪さゆえに里親の下を転々としていた少年リッキー。
とある夫妻に心を開きかけたのも束の間、妻の方が亡くなってしまい、施設に戻されそうになった少年は逃走を図る、という話。
ワイティティ監督作品ならではの、シュールでクスッと笑えるシーンやブラックコメディも満載。
ニュージーランドの大自然の素敵な雰囲気も味わえる。 
ただし、怪我をした愛犬を楽にするシーンがあるので、動物の生死が苦手な人はちょっと注意が必要かも。
しかしベラおばさんがいい。
少年が心を開くのも納得。
誕生日の歌も耳に残る。
すぐに亡くなってしまうのが残念。
チラッと出前一丁が出てくるのも嬉しい。

心温まる、心に残る映画。


2016年、101分。

Filmarks評価、☆3.8。

44/80。