おはようございます。


今日はプライムビデオ。


※エラーのため、今回は予告を貼れません…

「生きる LIVING


黒澤明の名作映画「生きる」を、ノーベル賞作家カズオ・イシグロ(2018年サーにもなっている)の脚本によりイギリスでリメイクしたヒューマンドラマ。
舞台は1953年(原作公開の翌年)のロンドン。
古さは全く感じず、現代でもすんなり受け入れられると思う。
ガンに冒され余命半年と宣告された主人公が、真面目一筋で「ゾンビ」とも揶揄された今までの自分とは違った人生を過ごしたり、あるひとつのことをやり切る話。
自分は余命を宣告されたらどう生きるだろうか。
黒澤明の映画は観てないので、比較は出来ないが、良かった。
これももちろん良いが、原作に忠実らしいので、本家本元はもっと良いのだろう。
オリジナルも観たくなった。
白黒ではないけれどそう感じる格式の高さ。
紳士な主人公がホントかっこいい。
地味ではあるが、心に突き刺さる映画。
尺の長さもちょうどいい。
オリジナルにもあるんだろうが、ラストの雪の中のブランコのシーンがとても良い。


2023年、102分。

Filmarks評価、☆3.9。

40/72。