おはようございます。

 

今日はプライムビデオ。



「ベイビー・ブローカー」


ソン・ガンホと是枝裕和の間違いない映画。 

是枝監督の擬似家族もの(そんなジャンルがあるかどうかわからないが…)

ベイビーブローカーを裏稼業とする主人公と赤ちゃんの母親が義父母探し(と言えば聞こえはいいが)をするロードムービー。

人身売買、売春、殺人と、いくらでも暗く汚く描くことも出来そうだが、そういったシーンはほとんど描かれず、韓国映画にしてはキレイな映画(失礼)。

タイトルからして辛い映画かと思いきや、温かい作品。

現実味は帯びていないかもしれないが、悪人もほとんどおらず、ちょっとワケアリで、こうするには理由があるんだなと思える人ばかり。

何が正しいか、何が正しくないか、わからなくなる。

自分は親になったことはないが、親なら必ず観てほしい。


2022年、129分。

filmarks評価:☆3.8