軽井沢へ行ってきた。

夏ではなく、夏が来る前、梅雨になる前の季節に。

 

 

この道は、万座ホテルの前から走り始めた道で、両側に静かに別荘が立ち並んでいる。

日本にも別荘地は数あれど、やはり軽井沢の佇まいを超える場所はない。

苔むした石、落葉、木陰。一見して奥深さを目にする事ができる。

 

この日、僕はBELSTAFFのクロスビー ジャケットとFUEL MOTORCYCLEの14ozデニムパンツを選んだ。

仲間は、同じくBELSTAFFのパトロール ジャケットにFUEL MOTORCYCLEのサハラパンツ。

こうして並んで走ると、オートバイもジャケットもパンツも、同じメーカーのモノだけど、少しづつズレてるのが面白い。

ヘルメットは奇しくも二人ともBELMOTO3の黒になったので、形も色も被ってしまった。

 

 

 

午後になって日が差し、気温も上がってきた。この日は浅間山を経由して嬬恋村のキャベツ畑へ向かった。

この通りは何と言ったか、名前が思い出せない。両面にキャベツ畑が一面に広がる景色。

とは言え、キャベツの収穫はもう終わっていたのだけれども、延々と続く何も実っていない畑の景色はそれはそれで素晴らしいものだった。

 

 

 

静かな街、軽井沢。

ここは別荘地や高級リゾート地という以前に、オートバイで走ってると感じる気分の良さがある。

気分が良い場所だから別荘地になったのか。別荘地だから気分が良いのか。

そこは「気分が良い場所だから別荘地になった」に違いない。どんなに時代が変わっても軽井沢の魅力は尽きることはないと思う。普段、騒がしい街に住んでいると、ここ軽井沢にある静けさや抜ける感じは、同じ日本とは到底思えない。

 

住むのも良いけど、こうしてオートバイに乗って訪れるのに軽井沢はちょうど良い距離にある街だ。

今年の秋、また紅葉の季節を迎えたらまた軽井沢へ足を運ぼう。