このモデルはPINGマニアの方々にはどうしても入手したいほどの人気がありますが、そうでもないゴルファーからはなんら見向きもされないと思います。
リリースは1996年。前作のZINGシリーズが当時としては先鋭的過ぎて受け入れられなかったことを踏まえて、爆発的ヒットとなったEYE2とZINGシリーズのデザインを融合しており、やや丸みを帯びて構えやすくしたというのがメーカーのアナウンスでした。
果たして、その思惑通りにヒット商品となったのかは不明です。
お馴染みのステンレス製、ベリリウムカッパー製、このシリーズで初のベリリウムニッケル製がラインアップ。
一部ユーザーの間では打感が非常に軟らかいとの評価がたちましたが、個人的にはそうは感じません。
以前セットを所有していましたが知人にただで譲ってしまいました、もったいなかった。人の好さが裏目に出た一例です。
因みにこの#3は実際にバッグインして使用中です。
確かにZINGシリーズに比べ構えやすくはなったが、掴まり感は乏しい。
ボクシーなフォルムをしてるのでガッツリ打ち込んでいくよりかはサラッとレベルブローがしたくなる。
サイズはラージの部類か。
ソール幅はとても狭い。
トゥ側のボリュームはZINGシリーズを踏襲している。
フェースの高さがあるように見えるので重心は低くはなさそう。
これを装着して現在使用中。他の番手は95icwだが、重量を落としてシャフトに頼っている。
十分ボールが上がるのでなんの問題もなし。
重めのスチールシャフトだと歯が立たずでした。