前回ポストしましたスチールファイバーi95cwシャフトに付けているヘッドはザっとこんな感じです。
マジックで
・キャリー距離
・ロフト角
・ヘッド重量
・総重量
・スイングウエイト
を記しています。
4I: PING ZING2 (オリジナルカーボン)
6I: PRGR GN502 ツアーフォージド (STFi95cw R)
8I: ブリジストン J15CB(同上)
8I: マジェスティゴルフ PRO-Xミリングマッスル(同上)
9I: ダンロップ SRIXON Z-フォージド(同上)
W: PING iアイアン(PINGチタンシャフト)
U: PING i25(STFi95cw R)
一般的な ”アイアンセットという概念” からすると確実に変則な組み合わせだと思われます。
なぜこのようなラインナップに落ち着いたかというと、同じヘッドとシャフト、グリップでセットとして組み上げても打ちやすい番手とそうでない番手が出てきました。
これは所謂個体差という厄介者の仕業なんだと思うのですが、ならばそれを逆手に取ってみようと考えたのが始まりでした。
現状のプレースタイルを鑑みてキャビティ~ハーフキャビティ~マッスルバック~ウエッジに流れるべく、系統が大きく外れない程度に好みの顔つきのヘッドを優先して組んでみました。
なお、ロフト角やライ角のピッチは厳密には揃っていないと思います(メーカーカタログ値で判断しているだけです)。
まず、打ちたい距離がありきで上の番手間の距離ピッチは15Yになるように設定、下の番手は12Y~8Yまでと133Y以内は緻密に設定しています。
SWは始めてすぐの頃から一貫して名器PING EYE2。カタログロフトで56°。
元々はオリジナルEYE2のベリリウムカッパーを使用していたが、2010年の溝規制ルールによりこちらへ変更。
これはバンカーからの脱出がとても容易で、結果的に大満足。
オリジナルEYE2とはロフト角とスコリングラインが違うくらいなのに結果が大きく違うことに驚きます。
装着シャフトは三菱ケミカルのDIAMANA TUMP105 S。
キャリーで85Yを狙う。
ヘッド単体のストック。
これはほんの一例であり、80個くらい単体として用意してあります。
自分でビルディングするので付けては試し、合わないなら抜いて次のヘッド、という作業を繰り返して今のラインナップに到達すると同時に、打ちやすい組み合わせはサブとしてキープしています。
ここまでやる人は基本、いないと思います。ですが、ヘッドバラバラの組み合わせでもシャフトが同じであれば大きな違和感もなく使えるのでコースでも問題なしです。
ここまで深みにはまるのも厄介ですが、そこまで数値にこだわる必要もなさそうだ、ということも同時に言えるかもしれません。