僕のブログへようこそ♪
いつも低血圧の はーとくんです。
今日は、昨日から引き続き、朝から雨模様。
でも一部では青空を覗かせていました。
o(*^▽^*)o 上がるかもしれません♪
さてさて今日は、人工透析の『合併症』、「透析導入して数年たつのに、最近血圧が下がってきちゃった！」について書いてみました。
ではまず、そもそもこの『合併症』とは何でしょう？
実は、この『合併症』という言葉には、２つの意味があります。
一つは、ある何らかの病気が原因となって起こる別の病気のこと。
もう一つが、手術・検査などのあと、それらが元で起こる病気のことです。
透析患者さんに特に関係があるのは、主に一つ目の「何らかの病気が原因となって起こる別の病気」ですね。
もちろん、２つ目も大いに関係あるのですけど、これらは『腎不全』以外に何か持病があるか、『合併症』が出たときに起こることですから。
(^ω^)/あとは事故によるケガなどもですね。
とりあえず、まずは一つ目の方から見て行きましょう。
それでは人工透析患者さんに起こる『合併症』には、どんなものがあるのでしょう？
ざっと書き出してみますと、『低血圧』、『不均衡症候群』、
『心不全』、『脳血管障害』、
『神経障害』、『骨・関節の異常』、『感染症』、
そして僕の宿敵『むずむず脚症候群』などなど…
（－_－;) 書いてて辛くなってきちゃった…この辺でご勘弁を…
今日は、そのうちの『低血圧』について書きますね。
『人工透析』の合併症といえば、血圧が高い低いというのが一番患者さんにとって身近ではないかと思います。
ある程度、長く透析を受けている患者さんは、おそらく少なくとも１～２回くらいは泣かされたことがあるのではないでしょうか。
(￣ω￣;) え？ 無い？ スゴイ！
僕は、何度も泣かされました。
たとえば透析中に突然血圧が下がったり、逆に透析中は何ともなかったのに、終わりしなに急に低くなって看護士さんが家に帰してくれなかったりします。
立ちくらみ（起立性低血圧）なんかしょっちゅうだし…
Σ（ﾟДﾟ）ハッ！ いつの間にか愚痴になってる…
失礼しました。
実は、『低血圧』の中に低すぎて透析が受けられなくなるという事があるのです。
『透析困難症』とも言われる『合併症』です。
(´・ω・`) 僕の親戚に、コレで透析受けれなかった人がいましたよ。
それ以外にも透析患者さんの血圧の低下は、様々な原因が考えられ、一概にこうだとは断言できないのが実情です。
(*_*) そこは主治医にご相談を…
また透析患者さんの中には、今までは何ともなかったのに、最近になって急に血圧が下がるようになったという人もいます。
その場合は、もちろん主治医が判断することですけど、基礎体重（ドライウエイト）が合っていないという事が推測されます。
透析により体調が安定してきたために、日常の生活が活発化して食事がすすみ、筋肉や脂肪などが増加したために起こることが多いのです。
つまり今までは、体にある程度の水分があり、基礎体重が安定していた。
でも筋肉や脂肪が増えたのに気付かず、そのままの基礎体重でいたために、増加した筋肉や脂肪の分の水分までが透析で徐水されてしまったという可能性が高いのです。
ちょっと極端な例ですけど、分かりやすく書くと…
基礎体重を１００％とした場合、そのうちの骨や筋肉・脂肪の部分が３０％、
必要な水分を７０％とします。
(*^▽^*）ホント、極端！ これ正しい数字じゃないですからね。
ところが筋肉や脂肪がついて、基礎体重のうち骨や筋肉・脂肪の部分が増えて３５％になってしまったときに、基礎体重１００％まで徐水するとどうでしょう？
水分は６５％となって、必要な分から足りなくなってしまいます。
そこで本来なら基礎体重を増やして、元のちょうど良いバランスの３０％と７０％に戻すのですね。
でも気付かないまま基礎体重まで徐水すると、５％の脱水症状となり、透析後半とかに血圧が下がってしまうのです。
(・ω・)/ いわゆるトロトロ血になるのです。
このバランスを調べるのには、レントゲンで『心胸比』を見ると分かります。
『心胸比』とは、胸の一番幅の広いところの長さと心臓の一番幅のあるところの長さの比率です。
(・ω・)/ ５０％以下が正常。でも人によって丁度良い大きさがあるよ。
あなたに合った心胸比は、主治医と相談の上、体調をみながら決めてくださいね。
え～と、透析導入後に血圧が下がる場合（基礎体重編）を書いたら、思いっきり長くなっちゃった。
(￣ω￣;) う～ん……
実は『低血圧』は、他にも理由は考えられるのですけど、またいずれ……
では次回、「透析患者の気持ち ～お医者さんへ ちょっと言わせて～」です。
(o^-^o) 内容は、都合で変えるかもです。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
またね （＾－＾）
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