不夜城ラスベガスの喧騒を離れて、今日は一路、東へドライブ。

 

ラスベガスから車で1時間ほどの場所にある、バレーオブファイヤーを
経由してザイオン国立公園に向かいます。

 

ネバダ州からアリゾナ州を通り、ユタ州と3つの州をまたぎます。


ギラギラのアメリカ的ラスベガスを離れて40分も走ると、
ネバダらしい大自然に包まれた風景になります。

走っても走ってもこんな風景が続きます。


荒涼とした真っ赤な岩山がどこまでも続きます。


4000年前の先住民の落書きがあるという場所に昇ってみました。
急な階段で息が切れるのは運動不足か、それとも標高のせいか。

 

これが4000年前の住民の方々の落書きです。


お客さまが、

「高萩さん!4000年前にすでにローマ字が書かれている!」

と感心していましたが、残念ながらIKeだかのローマ字は
4000年前のものではなく、きっと4年位前の落書き。

 

ここに落書きを加筆してしまえる神経というか、
顕示欲がすごい。

 

あと3900年くらい残れば、これも歴史の1ページか・・・。

 

バレーオブファイヤー、つまり火の谷。
この岩が炎が燃え盛るように見えたことから名づけられたとか。

ラスベガスからとても近いので、チャンスがあればぜひ
足を伸ばしてみてください。レンタカーでも迷わず行けると思います。
片道1時間あれば着きます。

 

途中、ビックホーンシープに出会いました。

 

急峻な崖の上が大好きな動物です。

 

すごい光景が続きます。

バレーオブファイヤーから更に車を進めて、
ハリケーンという小さな町でランチ。

 

写真を取り忘れましたが、街の小さな中華レストラン。
味は良く、価格も安く、地元客もどんどん入って来ます。

 

このお店、こま通信の小松さんから教えて頂いたお店。
日本人の口にも合いそうです。
こんなローカルな街の中華ですが、
アメリカのチャイニーズレストランベスト100に入っているそうです。

 

食事を終えて、今日の目的地、ザイオン国立公園へ。
夏時間も終わり、日がくれるのが早いのですが、
まだ観光できそうなので国立公園のいちばん奥まで
車を走らせて頂きました。

 

ザイオン国立公園は日本人には馴染みがあまりありませんが、
アメリカ人にはとても人気があり、夏場は観光客で溢れ返るそうです。

 

でも、シーズンオフのこの時期は観光客もまばらでラッキー。

 

ホテルへ向かう途中、橋の上に観光客が並んでいます。
何をしているのかと思ったら、

 

夕陽が岩山に当たる瞬間を撮影しているのでした。


 

写真では伝わらないスケール、そして真っ赤に焼けるような色。

 

このあと、5時前にストンを日が暮れて一日が終わりました。
今日の宿はスプリングデールのマジェスティックビュー。

暗くなり写真が撮れませんでしたが、素敵なホテルです。
明日の日の出が楽しみです。

 

おっと、ユタ州は時計を1時間進めたのでもう午前2時前。

明日は出発はゆっくりですが、そろそろ休みます。

 

レストランの朝食が朝8時からだそうで、
日本のツアーには不向きな時間設定がまた良さそうです。

 

おやすみなさい。