岐阜の旅、2日目。
まずはホテルを出て美濃へ。
美濃と言えば「うだつ」が上がる町。
町並みに「うだつ」が良く似合います。
うだつ。
元々は防火の意味合いで設置されたそうですが、
今でも大切に保存されています。
こちら、素敵な建物ですが、
何と「枕木屋」さん。
枕屋さんじゃないですよ。
鉄道の「枕木屋」さんだったそうです。
昔は大繁盛したのでしょうね。
美濃は和紙の町でもあります。
アート館、こちらもため息が出る芸術作品が
たくさん並んでいました。
お客様が
「美濃、素敵ですね。次回は美濃直行でいいかも。」
「次回はもっとゆっくり来たい。」と嬉しいことを
おっしゃってくださいました。
地元のボランティアガイドさんも、
「ようこそ、美濃へ来て下さいました。」
「美濃に半日いて下さるなんて、本当に嬉しいです。」
と、これまた嬉しいことを。
私たちは、訪れた町をお客様が「好き」になって下さる
ことがいちばん嬉しいです。
お客様が「また季節を替えて来てみたい」と口にして
下さるような、そんな旅にしたいです。
反対に「あそこはもう行ったからいいや。」が
旅行に携わるものとして、いちばん悲しい言葉。
魅力がない土地なんてありません。
その魅力を引っ張り出し、輝かせてお客様に体感して
頂きたいと、心から願っています。
続いて関へ。
しぶいでしょう。
美濃と関。
派手さはないけれど、素敵な町です。
長良川鉄道の本社に併設された車庫を見学
させて頂きました。
私の趣味かと言われれば反論できませんが、
お客様も「こんな体験、ベルテンポじゃなきゃ出来ない。」
ととても喜んで下さいました。
そう、
関は言わずとしれた刃物の町。
伝承館でじっくりと説明を聞きながら「刃匠」さんの
すごさに吐息しました。
話を熱心に聴きすぎて、
写真をなぜか1枚も撮らなかった。
そして、私、忘れものまでしてしまいました。
(電話が架かって来て、無事に戻りました)
その位、衝撃的な「刃匠」さんについての話でした。
今日の締めは、小瀬の鵜飼。
規模は本当に小さいのですが、
その小ささがこれまた素晴らしいです。
もう、溜まらないです。
今日も日本人で良かったと思った1日でした。
岐阜県バンザイ!