今夜は読書。


●  森鷗外の「舞姫」について ●


主人公 太田豊太郎のモデルはベルリン留学中の森鷗外、作中の貧しい踊り子であるエリス・ワイゲルトのモデルは「エリーゼ」さん。

1888年に鷗外を訪ねてドイツから来日した記録が残っている。この辺りは、「六草いちか」さんが書かれた渾身の書があり、エリーゼさんの肖像にまで辿り着いている。

この2冊の本がとても良かった。



今夜は青空文庫で舞姫を読み返してみた。


素晴らしい文体。

流れるように、格調高い言葉が続いていく。


つくづくと、現代の国語教育の足らざるを憂う。