今日友人が自分の会社に面接に来た。残念ながら中途半端な結果になってしまった。通過もせず見送ることもされず、少しの可能性をのこしたまま、企画書を作成することになった。そいつの人柄、今までの経験が、面接官にそうさせたのではないかと思う。


日頃こいつとつるんでいると、心地は良いのだが、何かこうはっきりしないかんじがいつもしていた。男らしくないというか、なんと言うか、とにかく周りをすごく気にするやつです。その割には、人の人生などについて語ったりすると、理屈はないが、信じているものは強く、こちらの意見をいくら話しても理解させられないし、聞いてもらえなかった。すごく頑固なところがあったりして、ちょっと昔の自分に似ているかもとか感じながら話しています。


ここで思った。人の話を聴くことの難しさと、それを分からせることの難しさ。この、人の話を聴ける能力、技術はとても人が生きていくうえで重要かつ強力なものになっていくと思う。その理由は、車を治す時に車に詳しくないと直せないように、人を説得する時やパスウェードする時にはどうしても、その人を理解する必要が出てきて、その時に人の話を聴けないと、その人のことを理解できない。


最近自分ではやっと人の話を聴くというのが分かったような気がする。なぜかというと、人の話を自分の頭の中で繰り返せるようになった。繰り返している間は、自分が継ぎ何を言うカなど考えず、ただ何故この人は話しているのか、どんな意味なのかと考えられるように徐々に成ってきたつもりです。


今日の命題:

ひととのかかわり