茶道を学び始めたことで、「美しい日本の所作」を知りました。


茶道における日本の所作は、次のような特徴があります:

身体を機能的に使い、無駄のない動き

次の動作がしやすい自然な姿勢

お辞儀の深さによって、言葉を使わずとも気持ちが伝わる

指先には道具や物を大切に扱う心、相手への思いやりが表れる



茶道歴わずか2年の私ですが、こうした所作に日々感動を覚えています。もともと「美しい所作」に興味があった私にとって、この「静かな美しさ」はすぐに心を奪われるものでした。幸い、私の師匠はお点前の美しさについても丁寧に指導してくださる先生で、「私はなんてぴったりの場所に来たのだろう」と今でも感謝しています。



一方で、洋服での「美しい所作」をそのまま和室や和装に当てはめられるかというと、そう簡単にはいきませんでした。


まず、洋服と着物では美しさの表現方法が異なります。洋服はS字のラインや曲線を使って女性らしさを演出しますが、着物はその作りからも直線が美しさを引き立てます(現在では着物でも曲線を取り入れる表現もありますが)。


また、姿勢や重心の置き方にも違いがあります。これはおそらく洋服と着物、靴と草履という違いからくる歩き方の差が影響しているのではないかと思います。



私が感じる洋と和の所作の大きな違いは次の通りです:

洋は、あえて美しく見せる

和は、結果として美しく見える



和の動きには無駄がなく、身体を機能的に使ったシンプルさが際立っています。そして、指先に心を込めることで所作が完成し、それが結果として美しく映り、見る人の心も落ち着かせるのです。



私が学んできた「美しい立ち居振る舞い」は、日本の所作をベースに洋服向けにアレンジされたものだと思います。現代の生活では洋の所作が主流ですが、日本の着物や和室での所作を失ってしまうのは本当にもったいないことです。



洋と和の所作の両方を知ることで、状況に応じて適切に対応でき、どこに行っても臆することがありません。これからも洋と和の両方を伝えられる講師を目指していきます


 あくまでも私個人の見解です。至らない点や誤解がございましたら、どうかご容赦ください。