今日はお昼にトッティさんへ、(Trattoria Totti / 津市相生町255・あいおいちょう)
お店に着いて1枚目の写真でたまたま炎が出ました。
僕が徒歩で行くことを知ってわざわざ迎えに来てくださいました、
加納先生。建築写真の巨匠。クマさんのように大きいです。
今回加納先生とはご一緒できませぬでしたが、
たまにトッティさんでお会いしては延々と語り続ける関係でございます。
35mmを持ってるとこんな写真も残せて嬉しい。
トッティさんと話して、僕の根本は「カメラを通して人とコミュニケーションを取れるのが好き、それが始まり」ということを思い出しました。
カメラを持つことで、誰にでも声をかけれるようになる。
18,9歳で写真を始め、ハタチで一眼レフを買い、その初期からずっと、
今もそれが最大のカメラを持つ理由です、おそらく。
そう、だから写真をこう飾ろうとか、プリントして楽しもうとか、
なにか賞を目指そうとか大きい仕事をとってこようとか、
そういうことに実のところ興味がないのですね。
撮ることさえも、重要じゃないのかもしれない。
その人と会話ができ、知り合うことができ、より知ることができたら、
また自分の地図が広がって、それが喜びになる。
それでいて、撮れた写真で喜んでもらえるなら、それは副産物。
初心を思い出し、ぼんやりほっこりした青空の昼下がりでした。
おしまい。