今日は冨田さんの講演会でも紹介された本の紹介をします。
たまたま我が家にもあった本なのですが、とても貴重な本です。
まずは図書館で借りてみて、欲しい方はNPO法人 恒志会さんから直接購入して下さい。
分厚い本ですが、写真も多く、色んな先住民の食生活や歯並びが分かります。その土地にあった伝統食の大切さが分かります。
以下は冨田さんの講演会からの抜粋です。
◆『食生活と身体の退化』 W.A.プライス著 1934年刊
この本には未開人の食事と近代食・その影響の比較研究の結果が書かれている。貴重な本なので図書館などで借りて是非読んでほしい。
昔からの伝統的な食生活をしていれば健康だし歯並びも綺麗。病気も風邪や腹痛といった単純なもので、ガンや糖尿病やアトピー、自己免疫疾患、成人病、自閉症などはいない。
しかし、現代のフィリピンでは、これらの現代病も増えつつある。理由はアメリカや日本などが、添加物を開発して、許可されなかった場合、その研究費を回収するために、それを使って、安く作った食品をアジア各地に流しているから。途上国は制限なく、添加物が輸入されている。
しかも、先進国からのものだから、いいもの、頭が良くなるものとして売られていたりする。アジアンフードには味の素がたっぷり入っている。熱帯域の常温で腐らないヤクルトやチーズってどうなの?
◆貧困は可哀想?
「偏った心では決して全体像を捉えることはできず、結果として生ずる行動が現実と調和することはない。」byダライラマ14世
この言葉にあるように、色眼鏡で見ないこと。本当に現地の人達は不幸なのか?彼らは自然の中で生きている、適応力があり、生命力に溢れていて幸せなのでは!
貧困問題が解決に向わない理由は、ワクチンは貧困の子供達を救うためにあるのではなく(ワクチンは現地では温度管理ができていないため捨てている事が多い)、ワクチンを製造する製薬会社やお金集めをしているユニセフの資金を増やしているだけではないのか?!
ただお金がないからではなく、人として育てられていない事こそが貧困問題。褒めて、声をかけて、認めてあげることが大切。関心を持とう!
以上です☆