映画「うまれる ずっと、いっしょ。」を観てきました | 地域密着!クローバー・リーフのデザインブログ

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実はこの所、我が家の中1の娘は、不登校ぎみ。
超低体温で自律神経が崩れ、朝になると頭痛や腹痛を訴えてきます。

お腹をあたためたり、お灸をしたりしながら「そろそろ大丈夫なんじゃない?そろそろ行こうか?そろそろ…」と毎朝「そろそろ」攻撃を連発しています。

自分では理解のある親でありたいと思っていて、見守っているつもりだったけど、これって冷静に考えると体調の悪い娘にとっては「早く!早く!」って急き立てられていることと同じですよね…。

ひどい時には「もうお昼だよ!いい加減にしなさい!サボるなら学校には自分で電話しなさい!」と恐喝めいたことまで言う始末。

「本当に痛い」のに…ね。

そんな訳で、我に返っては、落ち込んだり、自己嫌悪する毎日です。

1日は映画の日、「何かのきっかけになれば…」と、三者面談の後で少し早めに帰宅した娘と2人で「うまれる ずっと、いっしょ。」を観に行って来ました。

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直後の娘の感想が秀逸(というか、ツボ)でした。

「人類ってさ、すごいよね!命の長さは人それぞれだけど、うまれてきたからにはって、その人生をめっちゃ一生懸命生きてるよね!ねぇ?今あたし、すっごくまともな事言ってない?超~成長してない?」って。

うん。成長してる…
(歩きながら、母、お腹抱えながら爆笑)

自分で言っちゃうとこ…、母は好きだよ。

今回の続編は、うまれることと生きること、そしてその反対側にある死もテーマだったから、帰りの車の中でひょんなことから「人生は何日あるか?」ってことになり計算してみることに。

「人生って何年だろう?」

母が「う~ん、70年位かな?」と言うと、娘は「80年じゃない?じゃあ間を取って75年にしよう」ってことになり計算してみる…

「27375日」

「意外と少ないね…」と娘。

その中で、同じ日は1日たりともないんだよね…としみじみ。

そんな少ない人生の中で、母と娘でこんな風におしゃべり出来る時間って、どのくらいなんだろうね?「学校とか部活のある日は、1日のうち2時間位しか同じ空間に居なくない?」って事になって…

もはや計算とかしたくなくなって、二人で泣きそうになった。

で、「一緒に居られる時間はできるだけケンカとかしたくないね…」って二人で苦笑い。

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「子どもたちって、みんな「お母さんを選んでうまれて来た」って言うよね…。いつき(下の息子)と違って、あたしはそういう記憶ないからお母さんを選んで生まれてきたかは覚えていないんだけどさ、他の人がお母さんだったら良かったな…とは思ったことないんだよね。っていうか、本能的にお母さん以外のお母さんはありえないって思うんだ!だってさ…(理由をたくさんあげてくれたのですが、中略)考えてることとか、あたしとぴったりだもん!」って。

この言葉が最高に嬉しくてあったかい幸せな涙をたくさん流させてくれました。

映画を観ながらたくさんたくさん泣いたのだけれど、実は今日一番泣けたのは、やっぱり娘のひとことでした。
(監督、ごめんなさい)

ありがとう。
お母さんは、あなたのお母さんになれて本当に本当に幸せです。

前作の映画「うまれる」が、私にとって母への感謝と母との仲直りのきっかけをくれたとしたら、今作の映画「うまれる」は、娘と過ごす時間の大切さと自分が娘にとって最高の母でありたいという想いを持っていることを教えてくれました。


私や娘のように、必ず何かの気づきやきっかけを与えてくれる、ステキな映画です。
ぜひ、映画館に足を運んで観てください!

詳しくはうまれる公式サイト


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