娘に叶えてもらった、子どもの頃の夢 | 地域密着!クローバー・リーフのデザインブログ

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先日、娘が早退してきました。

思春期特有のホルモンバランスが崩れた感じなのかな?

学校に居る間は、寒くなったり熱くなったり…。

熱も上がったり下がったりだったみたい。

自宅に戻ったらスッキリした顔で、しばらくおしゃべりをしていました。

先週、子どもの頃のトラウマを思い出して、苦しかったこと、そして信頼できる方に助けていただいたことを話ました。

途中までは、母の苦悩とは裏腹に、
母の昔話をニヤニヤしながら聞いていた娘なのですが…

「私、この二年間、お母さんが一番トラウマになっていることをしてたんだね…」って言って、突然ぽろぽろ涙を流して泣きました。

娘とは小学4年の後半から卒業まで、ほとんど会話がないというか…。
必要な時以外は「うざい」と避けられていたのです。

ちょっと早目の反抗期、だったのかな?
最初こそ戸惑いましたが、成長している証拠だと言われ耐えて見守って来たのでした。

「成長してくれていることが、嬉しいよ!どんな時でも大好きだから、言いたいこと言ってね。お母さんも人間だからいい所、悪い所あると思う。気付いたら言って、直すし、ちゃんと謝りたいから…」って、手を繋いで一緒に泣きました。

私の過去の話をすると、
どうしても子どもたちが大好きなばあばの過去も話さなくてはなりません。

過去の母と今の母は違うので、ばあばを嫌いにならないで欲しいということ、
今のばあばには本当に愛が溢れているということ、
何よりも、娘が私のお腹に来てくれたお陰で、母から素晴らしい言葉をもらえたことなども伝えました。
娘のお陰で、たくさんの経験をさせてもらっているし、
娘のお陰で子育て支援という新しい夢を持てたことなどを、きちんと伝えました。

娘がお腹に来てくれたことで、私の人生は大きく変わりました。

そんな事を話して、最後にひとつお願いをしました。

先日、母に言いたかった事、母とやりたかった事をたくさん書き出した時に、すごく印象的だった「小さい頃の私の夢」それは…

「お母さんと一緒に料理すること」

私は普段、子どもたちにお手伝いしなさいとは言いません。
何故なら私が子どもの頃はお手伝いが義務になっており、笑顔の見れないお手伝いが、すごく虚しかったからです。
してくれたらラッキー!くらいに思っています。

「気が向いた時で良いから、小さい頃のお母さんの夢、代わりに叶えてくれない?」と言ったら、お昼に一緒にご飯を作ってくれました。

小さい頃の私も、きっと喜んでくれていると思います。

この日は、娘から嬉しい言葉ももらいました。

子育て支援のPR文を考えていたので、

「どんなお母さんに育てられたら嬉しい?どんなお母さんが理想?」と聞くと

娘が「お母さんみたいなお母さん」と。

「いやいや、そういうんじゃなくて、お友だちに具体的に話すとしたら?」

「うちの、お母さんみたいなお母さん!」と再び。

自分は良いお母さんなのかな?ちゃんとできてるのかな?と思いながら日々格闘してきました。

こんな言葉がもらえるなんて、思っていなかった。

まだまだ自信はないけれど…、今は誇って良いのかな?

私はこの子の親になれたことが本当に嬉しい。

私のことを選んで生まれて来てくれたと言う息子にも、感謝しています。

親としてこの子たちに何ができるかな?時々そんなことを考えています。

考えたって、何もできないかもしれない。

でも、ただただ「愛してる」ってことだけは、
子どもたちにわかるように伝えて行こうと思っている今日この頃です。