先日、母とお散歩に行った時に撮影した「いせさき明治館」の様子です。
現在は、3月に行われた銘仙ファッションショーで紹介されたお着物を展示しています。
銘仙とは、大正・昭和初期にかけて、一世を風靡したおしゃれ着です。
スタッフさんの説明がとても解りやすかったので紹介しますと、
京都の西陣や友禅 = 高級ブランド品
各地の銘仙 = ユニクロをはじめとする、低価格ブランド
というイメージだそうです。
ものすごい技術者が完全分業制で大量の反物を作っていたそう。
その年間売り上げたるや、伊勢崎だけで現在の県予算の3倍とも言われています。
中には朝から晩まで1日で一反(12m)を織り上げてしまう織り手さんもいたそうです。
さすが、かかあ天下!ガッツあります。
中でも伊勢崎銘仙は、京都や関西方面に多く出荷され、着道楽の方々に好まれたそうです。
銘仙を着て銀座を歩くのも流行したそうで、当時の最先端ファッションだったんですね~。
地元でありながら、知らない事がたくさんありました。