福島kidsどろんこプロジェクト!!無事に開催できました!!
これもご支援・応援くださった皆様のおかげです。
本当にありがとうございました。
なかなか開催場所が決まらず、途中「本当に開催できるんだろうか・・・」
と不安になった時もありましたが、何とか場所も決まり
ボランティアさんもご参加いただき
募金もご協力いただき開催できました!!
今回横浜にお呼びしたのは、福島県伊達郡にあるとあるNPO法人さんの親子ちゃん。
いろんな地域から、安全に遊べる場所、コミュニティーを求めて来られている親子ちゃんです。
福島の今現在がどのような状況で、子どもたちがどう過ごしているのか知りたくて
5月に福島まで代表の方に会いに行ってきました。
今の福島は・・・
2年前に開催した時とは少し違っていました。
「あの頃は除染もなかなか進まず、外遊びのできない子どもがとても多かった。
でも今はさほど規制もなく(以前は3歳未満の子どもは、外遊びの時間は1日15分)
外でも遊べている。」
と・・・
では、私たちの活動はもう必要ないのでは?
そう尋ねたら
「みんな普通に暮らしているけれど、心のどこかには
『これでいいのかな?』
『間違ってないかな?』
と思いながら日々暮らしている」
と。
訪ねた場所は、未就園児たち親子が集い
仲良く遊ぶ古民家でした。
でもそこには原発事故の爪痕がしっかりあって
わざわざ新潟から運ばれてきた砂場には分厚いシートがかけられ、
毎日測定される線量が書かれていて
そこかしこに黒と黄色のロープが張られている。
「そこの山は震災前は子どもたちに人気の遊び場だったんです。
でも、そこのロープまでは除染できているので遊べるのですが
そこから先は除染できてないので立ち入り禁止なんです」
なんの隔たりもなく、一本のロープだけで仕切られた空間。
なんとも言えない気持ちになりました。
職員さんお手製の「おふかし」(炊き込みご飯のことです)をごちそうに
「これは検査して安全なお米です」
「このタケノコも安全です」
一つ一つを丁寧に、私たちが不安にならないように説明してくれました。
日ごろ口にするものも全て線量を測定し、安全なものを食す。
お孫さんと筍の皮をむきながら
「検査で大丈夫だったら食べようね~」
と話す日々。
「すべてにおいて自分で検査をするから、福島で食べてるものが一番安全だと思う」
そんな風にもおっしゃっていました。
うん・・・確かにそうなのかも。
「いろんな保養プログラムはあるのですが、
NPOを丸ごと引き受けてくれるプログラムはなくて、
本当にうれしい!
ここで仲良くなったママは、みんないろんな立場の人がいて
避難した人、非難しなかった人でもいろいろ問題があって
それをうまく尊重し合ってできたコミュニティーだから
そのママ同士で参加できることがとても嬉しい」
と語ってくれました。
そこで、こちらのNPOさんに参加されている親子26名にどろんこプロジェクトに
来ていただける運びとなりました。
私たちスタッフも事前に準備をして、
どんな子どもたちが
どんなお母さんたちが来てくれるのか
ワクワクしながらその日を待ちました♪