今日は

September 11th(アメリカ同時多発テロ)


911


2001年9月11日から早7年


僕はそのとき、アメリカ・カリフォルニアにいた

ニューヨークとの時差の関係上

寝ていたため日本の友人からの電話で知り


急いでTVをつけ

貿易センタービル・ペンタゴンの激突


911

911

911


ありえないと思った


アメリカだけに

映画だと思った


しかし現実


その日の学校・各アミューズメントパークなど

公共施設はすべて閉鎖


いたるところでは(道端など)

蝋燭や花などで亡くなった方々へ追悼の意を

表し、人々が祈りを捧げていた


ニュースでは

次の標的はLAだとかLONDONだとかTOKYOだとか

憶測し

いまはどこにいても身の安全が保障されていないような気分になった


正直、自分がNYにいなくてよかったと思ったけど

どこかでは、友人や家族を亡くしている人がいるかと

思ったら、なんだかやりきれない気持ちになった


その翌年の2002年

LAで映画やTV映像の仕事をしていたとき

日本のTV番組のザ!世界仰天ニュースで

この September 11th の再現VTRを制作する仕事に携わった


その時のハイジャックされた機内状況の再現や

本物の音声やご家族のインタビュー

ニュースでしか知らない情報以外にもたくさんの

人々の思いがそこにはあった

それを目の当たりにし、本当の意味で

このテロを知った気がした


さらに翌年の2003年

兄と一緒にNY旅行をした

テロから2年、NYは活気があり

人々も普通に過ごしているように見えた

ある一箇所を除いて・・・


貿易センタービル


周りには献花・写真・メッセージなどで埋め尽くされ

人々が祈りを捧げていた

跡地には、建設業者やらクレーン車で工事をしていたが

いろいろな人達の想いがここにあるかと思うと、

なんとも言えなかった


結局、人類は文明を発達させ、便利にし、世の中を

豊かにしたかのように思われるが

それは一部の人たちだけであり

すべての人たちではない


宇多田ヒカルさんの歌じゃないけど

誰かの願いが叶う頃 どこかでは泣いている人がいる


宗教や国ごとで思想が違い、争うことは仕方のないことかもしれない

でも同じ人間として、同じ地球に住む人類として

手を取り合っていけないのかな


いまの自分になにが出来るかわからないけど

そんな心温かい世の中がいいな