□第21話□
『海での過ごし方』
+--健太と漣の場合--+
「あちー…」
馬「本当。パラソル無いと死んじゃうね…」
そう言ってビーチパラソルの中にある陰に入って気だるそうに呟くのは、他でもない生徒会メンバーの修とばーちょん。
そして2人の視線の先には、適当に仲のいいやつと遊びながら元気にはしゃいでいるテニミュ科の3年の姿があった。
馬「この暑い中元気だねー…」
「本当、感心するよな…」
馬「そういやケンケンらどこ行ったー?」
「さぁ?適当に遊んでんじゃねー?」
馬「…あ、居た」
「どこ?」
そう言ってばーちょんが指差すほうを見てみれば、ズッキーや荒やんたちと一緒にビーチフラッグをして遊んでる姿があった。
どうやら今は城田んが負けたらしく、罰ゲームで飲まされた青汁を勢いよく上に向かって噴水のように噴き出している。
そしてその奥では、健太がズッキーとの勝負でちょうど旗をゲットしたところだった。
健「おっしゃ、俺の勝ちー!!」
ズ「くっそー、ケンケン足速すぎー…」
健「ハハハッ、どんなもんや^^」
卓「ケンケーンッ!こっち来て一緒にビーチバレーやんなーい?」
健「おぉ、えぇなぁ~♪」
そう言って卓也たちの方に急いで駆け寄っていく健太。
そんな風景を見てポツリと一言。
馬「…元気だな」
「本当にな」
馬「そういや漣君は?」
「あぁ、そういや見てねーな。
でもある場所見ればすぐ見つかると思うけど…」
馬「あぁ、そうだね。それなら多分あこらにって…あ」
「「居たし…」」
そう言って2人の視線をたどってみれば、女子高生か女子大生くらいの女の人をナンパ…もとい、一緒にビーチバレーをしながら楽しそうに遊んでる漣の姿があった。
それを見て率直な意見を述べる2人。
馬「…ある意味あっちも元気だよね」
「うん」
馬「時々、俺あいつと同い年ってのが悲しくなるときがある…」
「確かに。あんま知り合いと思われたくねーよな…」
塁「…あっ、修くーん!修君もこっち来てビーチバレー一緒にやろうよ♪」
K「そうだぜ、やろうぜ修ー!」
「ん?」
ばーちょんと一緒にパラソルの下で休んでる修を見つけた2人が、砂浜に書いたコートから大きく手を振って修のことを呼ぶ。
「あぁー、そうだな…」
馬「俺のことは気にしなくていいよ。どうぞ、いってらっしゃい」
「そう?…んじゃ、行ってくっかな。
今度は店員に間違えられんなよ(笑)」
馬「やかまし。はよ行け【怒】」
「ハハハッ、じゃあな^^」
馬「おー。(…んじゃ、俺は昼寝でもするかな…)」
修が塁斗たちの方に向かっていったのを見て、テーブルに置いてあったサングラスをして目を閉じて昼寝に入ったばーちょん。
最後に残ったマサは一体何をしているのか?
この続きは次回で。
≪続≫