生と死と性をつなぐ
いきかたと いのちのセラピスト
虹色るみかです。
この記事は こちらの続きです

シリーズ最初の記事は こちらから
↓ ↓ ↓
F「なので、
脳神経外科の受診を
おススメしますが
どうされますか?
受診されるなら
お手紙かきますねー!」
と、相変わらず
気さくな笑顔で尋ねてきた。
私は、混乱しながらも、
「あー、えっと
しばらく
様子を見ます」
と、答えた。
するとその時!
いつも気さくな笑顔で
愛想の良かった
ファンキードクターレディの
表情が
なぜか一変した!
そして、 いきなり
F「ダメダメダメー!!
何もしないのが
いっちばん ダメーッ!!」
と、凄い剣幕で
私は怒られた。
「え、、。
そうなんですね![]()
ちなみに、この治療とかは
どうすればいいんですか?」
と素朴な質問を投げかけると
「いやいや、
私はわかりませんからー!!」
「は?あのー、、」
「私は
専門じゃないので
わかりませんからー!」
「え?」
「だ か ら ですね
私は、耳鼻科なので、
脳神経外科の専門の先生じゃないと
わからないので
診察(と再検査)の予約を
勧めてるんですよー!」
「あー、たしかに、、
えっと、じゃ、ちょっと家族とかにも
話して相談もしたいので、
こちらへの一週間後の再診のときまでに
お返事させて頂いてもいいですか?」
「はーい、まだ眼振が残ってるので
とにかく、お薬は続けて下さいねー!」
ファンキードクターレディーは
納得したのか、
さっきの剣幕は幻だったかのように
(気さくで愛想良い)
通常モードに
戻っていた。
〈 =退院へ= 〉
と、いうことで
私は、診察室を後にして
看護師さんに付き添われながら
病室へ戻った。
そして、
まだ目と脳を使うと疲れる中
入院時にまだ記入出来てなかった書類を
看護師さんたちに励まされながら
山のように頑張って書いて(書かされて?)
無事に退院の手続きを終えた。
(↑お世話になった皆様、
大変ありがとうございました!
)
そして
久々にシャバの空気を吸いながら
無事に自宅に帰宅した。
自宅の玄関を開けると家の中は、
あの時から時間が止まったままかのような
感じだった。
ただ、突然
自分の身体が制御不能になって
救急搬送されたあの日のことが
脳裏に回想された。
ホッとしたら
どっと疲れが出てきて
まずは横になった。
しばらく休んで起きると、
真っ先にお風呂を入れ、
久々にゆっくり入浴した。
はぁ〜
やっとサッパリした〜!!!![]()
点滴にも繋がれず
家で自由にお風呂に入れることが
こんなにも幸せだったなんて、、。![]()
そして、誰にも見張られずに
自由に過ごせることも、
好きな時に好きなものを
(当たり前だけど
冷蔵庫も開け放題で)
口にできることも、
知らない人たちの中で
できるだけ
物音を立てないように
気を遣って寝なくても、
ノンストレスで
お気に入りの寝具で
あったかく寝れることも、
今までの
日常の当たり前の生活の
何もかもが
なんかもう いちいち
本当に有り難かった![]()
![]()
![]()
そして
その2日後、
私は、翌日自宅に訪れた人物から
思いもかけてない
行動へと導かれた。
続きます。


