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『日日是好日』

を観た






映画では


「すぐに解るものと
すぐに解らないものと」

 

という話が出て来た


所謂

〇〇道

と呼ばれる芸事は
型から入る




型を身体に

沁み込ませたときに
ふと
見えてくることがある

 

そういうことだったのかと

合点がいく



今は

そういう世界に

ひどく惹かれる







3月から始めた

書道

 

墨の匂いに包まれて

書に向かう

静謐な時間

 

一種の

瞑想の時間

とも言えよう

 

 

 

先生の滑らかな筆遣いに

いつもただただ

見惚れてしまう

 

そして

 

自分の筆遣いの不甲斐なさに

げんなりしては、気を取り直して

ひたすらにしたためる

 

その繰り返し・・・

 

 

苦しくも

充実した時間

でもある

 

 

 

 

20代の生徒さんたちに交じって

アラフィフの挑戦!!

 

若い世代が

黙々と書に向かっている姿には

素直に感動するし

「私も負けちゃいられない!!」と

大いに奮い立たせてもくれる





すぐに解ることよりも
すぐには解らないこと


 

 

 

いつかは

解る日が

来るのだろうか?

 

 

 

 

映画の

タイトルの

「日々是好日」

 

中国の

唐未から五代にかけて活躍した

大禅匠:

雲門文偃

 

 

うんもんぶんえん禅師

の言葉。



日々是好日

(にちにちこれこうにち)

ちなみに映画では

にちにちこれこうじつ

の方の読みを採用しています

 

 

 

とは

善悪

優劣

損得

是非

幸不幸

好悪

喜怒哀楽などに

とらわれた考え方を

さっぱり捨て切って

 

 

 

その日

一日を

ただ

ありのままに

生きる

 

 

清々しい境地のこと。

 

 

 

何が起ころうと

ただひたすらに

ありのままに生き

 

一瞬一瞬を

精一杯に生きる


一瞬一瞬の

積み重ねが

一日となれば

 

全て

好日

 

 

こうにち

となる。

ということらしい。

 

 

いつか

この境地に達して

すぐには解らないことが

解るようになったとき

(その時にはきっと

筆の力も上がっているはず!?

だから)

 

 

 

筆で

したためてみたい

 

『日日是好日』

 

と。