お付き合いのある経営者の方の
会社に伺ったときに
壁に貼られていた言葉
小才は、縁に出合って縁に気づかず。
中才は、縁に気づいて縁を活かさず。
大才は、袖すり合うた縁をも活かす。
柳生家家訓だ。
徳川将軍家の剣の指南役として有名な「柳生家」
家康、秀忠、家光の3代に仕えた柳生宗矩の言葉だということだ。
確かに、私が存じ上げる
数多(あまた)の経営者の方々は
縁を、とても大切にされている。
先日も、私になど到底回ってきそうにもない
新規事業の大事な仕事を任せて下さった方がいる。
「折角だから、よく知っている
あなたにやってもらいたかったので。」
と。
涙が出るほど
ハートに響く言葉だ。
優れた経営者は
縁を大切に育むことで
心躍るヴィジョンを共有し
熱烈な応援者を得ていくのだなぁと
心震えた。
柳生家の家訓は
すぐさま、
私の職場にも貼らせて
頂いた。
私の座右の銘の一つとして
毎日眺め、気を引き締めている。