目覚めよ!オナゴたち



昨日、男女共同参画推進会議に出席して、ふと思い出したことがある。



それは、
春の日差しが近づいた或る日、
お店で隣のテーブル席に座ったカップルの会話が聞くともなしに聞こえてきた。


リクルートスーツに身を包んだイケメン男子が、受けて来たばかりの選考試験について語っていた。

600字の作文が出て



『あなたが今までの人生で大切にしてきた軸は何ですか?』


という、かなりベタなお題目!



「そんな質問されても考えたことないから、やっべーってなって、焦っちゃって中学生みたいな作文になっちゃった。時間無くて一杯書けんかったし。」


内容聞いてると、小学生レベルかも…



「第一希望のとこだったのに、落ちたな〜〜残念だなぁ。会社説明会にも行ってないしなぁ。」


おいおい、第一希望だったら、もっと対策しておこうよ。想定内の筆頭の質問だし。それ😆




突っ込みどころ満載過ぎて、内心笑いが止まらなかった。




「めっちゃ」「チョー」がやたら多くて語彙が恐ろしく貧困。






対する女子は冷静に状況分析して彼に適切なアドヴァイスをしてる。








そうなんだよなぁ〜〜








ある機関の採用面接官として2年程携わらせて頂いた時の感想と重なる。






新卒の場合、総じて女子学生の方が優秀。
実際、管理職の方々も口を揃えて、そう仰る。






それは言語化能力の違いとも言える。






立ち居振る舞いから身のこなし、声のトーン、発言内容のバランスと時間配分、臨機応変な切り返し。




女子はソツなくこなす。


対して男子は、まるでお子ちゃま。幼稚園児の生活発表会レベル。






学生時代でも、恐らく社会人生活でも、とても優秀だった女子たちが、結婚、出産、育児によって、その才能を発揮する道を諦めて、フツー(このフツーという言葉も安易に使ってはいけないけどね。便宜上)に生きていくのを目の当たりにしてきた。





宝の持ち腐れ、国家の損出だとさえ思った。






「何処か自分の人生を生きていない。」


「私の人生ってこんなものなの?」






そんな燻った思いを抱えながら生きている女子たちにとって、
今はチャンスの時代ーーー







私は性差よりも個人差の方が大きいと思っているので、十把一絡げ的に男と女を論じることはしたくないが、それでもやはり女性のチカラを十分に活かしきれていないこの社会を、とても残念に思うので声を大にして言いたい。








女子の底力は凄いよ!









それに気付いていない女子たちの
なんと多いことよ。









目覚めよ‼️


眠れる森の美女たち










そして








あなたはあなたに恋をする