イロトリドリの生地 | 花鳥風月

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先日。
引越しの片付けの際に出てきたと言うお着物類を 好意でいただきました。

 
たとう紙に包まれた着物たち。






後日。
おかんと 宝箱を開けるようなわくわく感で、1枚1枚広げていく。
目の利かない私に生地の指導。
何種類かに分別。

まずは。
■ウール■

 
羽織りと着物のアンサンブル等々。






■帯■



袋帯やら名古屋帯やら・・・よくわからん (≡ε≡;A)…






■モス■

 
これが1番古いだろう、と。
長襦袢(肌着)に使われる肌触りの良い生地。

ただ。
ウール同様、虫食いに遭いやすいそうな。

 






■新モス■

 
モスだけど、今のモスらしい。
モスってなにっ。
見分けがつかん・・・






■絞り■












■銘仙■








■化繊(ポリエステル)■

 






■化繊+絹■

 






■絹■

 



 
金などがあしらわれていて、とてもきれい(糸くずは見ないフリで・・・)






そして。
おかんが仕事で使うものは。
■絣■■浴衣地■

 






1枚1枚レクチャーされたのだけど。
いっちょんわからん ( ´;゚;ё;゚)・;’.、・;’.、ゴフッ!!
おかんは 見た目・手触りでわかるらしい。
生地にも温もりがあって、それで化繊かそうでないか、とか。






〆て約40着。
これらを使うには、一切れ一切れ継ぎ目をほどき、洗い、干し、アイロンをかけていく。

 
四畳間ほどの部屋が埋まるくらいの生地を持っているのに。
まだまだ欲しいんだって。
趣味を仕事としてきたおかんには、それらに囲まれてるのが良いらしい。
私が お菓子作りの道具に囲まれて嬉しいのと同じですな。






そうそう。
おかんも懐かしがったものがあって。

 
1973年に大規模な火災にあった大洋デパートのもの。
現・下通りダイエー。
1Fに入ってたクレープ屋さんに、高校生の頃 よく食べに行ってたなぁって思い出した。






帯締めや想い出の詰まった前掛けなど。

 

大切に使わせていただきますクローバー






何に変身するかは しばしお待ちを。
(○v艸v*).+゚アリガトウゴザイマシタ゚+.