
この漫画面白い

と言うか切ない

百人一首の和歌は切ない恋歌が多いっていうのは知ってたけど
物語にして和歌の背景を知ったら尚更

訳した本は持ってたけど
誰にどんな状況でこの和歌を詠んだのか
詳しく解らなかったからね

2巻目はDVD有り無しの2種類あるけど
私はDVD付きをオススメします

漫画で描かれてないエピソードが知れますょ

この時代の恋愛は自由ではなかったけど
和歌は自由だった…
小野小町は現代の女性像に近いのかな…
また京都の時雨殿に行きたくなった

ちなみに一番好きな和歌は
【あまつ風 雲のかよひ路 ふきとぢよ
をとめの姿 しばしとどめむ】
唯一百人一首やって取れた札でもあります

これは小野小町を好きな男性(良岑宗貞)が彼女宛に詠んだ和歌
一番好きな話かも

【彼女は美しい天女 祭が終われば天に帰る
帰り道を風が吹き飛ばしてくれたら もう少し見ていられるのに】
【風よ 強く吹いて
天女が帰る道を 閉ざしてくれないか】
この漫画読んでると
なぜか
いきものがかりの
『真昼の月』が聴きたくなる

歌詞が難しくて
意味はサッパリ解らないが

【花の色は 移りにけりな いたづらに
わが身世にふる ながめせし間に】
【きれいな花も咲いたままではいられない
ぐるぐる思い悩んでたら 私もあっという間におばさんになっちゃった】
小野小町
………気をつけよぅ
