月曜日の午前中
仕事で男性社員と二人で外出した
社用車を運転するのは男性社員
とある駐車場
結構混みあっている
輪留めのない駐車線だけの駐車場
↓
こんな感じ
（画像お借りしました）
一度切り返してバックで空いている駐車スペースへ
男性はおしゃべりに夢中
ちゃんと見てるのかな？と少し不安になった
すると案の定
ガツッ
何かの衝撃
男性社員は茫然とバックミラーを眺めている
私は急いで車を降りた
背中合わせで後ろに駐車していた車の女性がやってきた
「今ぶつかりましたよね？」
運転していた男性社員が嫌々車を降りてやってくる
「え？ぶつかってないよね？」と私に同意を求める
私は間髪入れず
「ぶつかりました。」と真顔で言い
女性の方に向き直り
「本当に申し訳ありません。」と頭を下げ
お怪我はないですか？」
と声をかけた
運転していた男性社員は
背中を向け「ぶつかってないよな。」とブツブツ言っている
その女性と車を確認する
後ろのバンパーにヒビが入っている
「ここ壊れていますね。」と私が言うと女性は
「それは前にぶつけたものです。」
「私怪我もありませんし、車も大丈夫です。
謝っていただいたのでこれで終わりにしましょう。」
と言い出した
「あーそうですか！」男性社員が急に笑顔になる
苛立ちを堪え
私は女性に言った
「それは駄目です。きちんと事故として処理しましょう。」
それでも女性は余程急いでいるのか
「大丈夫です。これで失礼します。」と言い残し
車に乗り込み行ってしまった
職場に戻る車の中で私は言った
「会社の車だし報告すべき。」
すると男性は先程までのデレデレした態度を一変させ
「要らねーだろ。車だって壊れてないし無かったことでいいよ。
真面目で細かい人ってこれだから嫌だね。面倒くさい。」
そう言い放った
そしてそれ以来私を無視するようになった
私が間違ってるの？
真面目で細かくて面倒くさいって言われて
何故無視までされないといけないの
その男性は昨年末
会社の車をぶつけたばかりだった
それは知っていた
企業名の入った車に乗る以上
責任がある
その人と顔を合わせるたびに
嫌な気持ちになる
何だかな